一度「ノンジャンルでどんな作品でも募集」という出版社と話合ってみたいな。
「ノンジャンルでどんな作品でもいいんですよね?」
「はい。そういう応募規定ですから」
「わかりました。ではバイオレンスで暴力的で残虐な描写も多いですが、確かな傑作なのでこの作品をお願いします」
「あ、いや、そういうのはちょっと。わが社のイメージがあるし、過去受賞作の特徴とか傾向とかを調べて下さい」
「え?でもノンジャンルでなんでも募集なんですよね?応募規定にもそう書いてますよ?だったらバイオレンスでもいいでしょ?」
「いや、そうなんですが、うちの賞にはうちの賞としてのイメージや傾向や特徴があるので」
「イメージ?傾向?特徴?だったらどうしてノンジャンルならなんでもいいなんて規定に書いているんですか?それってジャンルがあるってことだし、なんでもいいってわけじゃないじゃないですか?」
「いや、ですからこの賞はそういう賞なんです」
「いや、だったらなんで応募規定に、ノンジャンルでどんな作品でもいい、なんて書いてあるんですか?」
「……うるせーな!文句あるなら他に出せよ!」
とか逆ギレされそうだw