前近代に外国と国際条約を結んだことがある藩はない。
前近代の琉球は藩ではなく日本の統治権が及ばない独立国だったので外交権を持っていた。
だから琉球はアメリカ、フランス、オランダと単独で国際条約を結ぶことができた。
また、琉球は清国の福州市に大使館を置いていた。
外国に大使館を置いていたのも琉球だけである。
琉球が日本の統治権が及ばない独立国だったことは外交権を行使して諸外国と国際条約を結んだことや外国に大使館を置いていたことなどからも証明されている。
よってその琉球を前身に持つ現在の沖縄は日本固有の領土とは言えない。