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名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 11:03:08

部屋の中でずっとパソコンと睨みあっていると、外の暑さが分からない。ドアを開けるのは宅配便だけ。それも私が玄関を開ける事は絶対にないから、ほぼ遮断された生活を送っていると言ってもいい。

これでは季節感を味わえないからと、一番暑い時間帯を選びわざと遠い方のコンビニまでテクテクと歩いていく。
買った物と言えばタバコ一箱と缶コーヒー一缶。レジを待ちながら全くコンビニに来た意味がないなぁと苦笑い。
その帰り道、たくさん職業の人とすれ違った。
道路工事の人、それに伴う交通誘導員、何やらやり合っている警察官、汗を拭きながら取引先に向かうサラリーマン、宅配便、郵便配達員、公園の掃除の方…。

みんな必死に仕事をしている、この猛暑をもろともせずに…。
通勤という概念も仕事上の人間関係もむろん暑さ加減も皆無に等しい私にとって、罪悪感さえ感じる。
勤労する全ての人の力強さと根性に比べて私は…。
そんな事を感じながら、やはりパソコンの画面と睨めっこするしかない自分、経済的には申し分ないかもしれないけどただそれだけのような気がした。
ふっとテレビをつけると高校球児がこの暑さをもろともせず、グランドをかけめぐり何ともいい顔をしている。
ビジネスライクというより生き方について考えさせられる一日だった。
何故かしら缶コーヒーの味がにがく感じた。