麦茶が砂糖入りで、空きビール瓶に入ってんの。
カレーはなぜかギョニソかちくわも入って。
近くにスーパーなんて無かったから、近所の何でも屋か
バスでばあちゃんと、街中まで買い物に。

夜怖い夢見ると、落ち着くまで一緒にいてくれた。
叱りはしても、感情では怒らない。
ユーモアがあっても、人の悪口は一度も言わないばあちゃん。

なんでかな、あのときのありがたさと幸せが中年になって
どれだけ得難いものか知ったんだ。
見守られ、愛されてたんだなって。

亡くなるとき顔見てあげれば良かったよ...