728 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 6bcb-sNCn):2016/03/18(金) 12:23:31.03 ID:yFAaLltZ0
ハエの精液は、実際には95%以上が精漿だ。この液体はRNAとタンパク質が複雑に混ざった化学物質のスープであり、このおかげで精子はメスの生殖器内で生き延び、卵に到達できる。

大半の動物種では、オスが1度の射精で放出する精漿の量は比較的少ない(人間では、1度にわずか3〜4ミリリットル)。
そのせいもあり、多くの科学者は精漿自体がメスに大きな影響を与えうるとは考えなかった。

だが米コーネル大学の進化生物学者、マリアナ・ウォルフナー氏によれば、それは全くの見当違いだという。
「精漿の成分は、卵の産出や排卵に加え、精子の貯蔵、採餌・睡眠行動、別のオスと交尾するかどうかにまで関わってきます」と説明する。ウォルフナー氏は今回の研究には関わっていない。

具体的にはどう作用するのか。ボンドリアンスキー氏は、精漿に含まれるRNAとタンパク質が、メスの体内でさまざまな遺伝子のスイッチを入れたり切ったりしていると考えている。
これにより、卵を作り出す量から睡眠時間の長さに至るまで、メスの行動の多くに影響を及ぼしている可能性があるのだ。

こうした変化が、受精の確率を高めたり、受精卵がより健康な子に成長したりするのに役立っているのかもしれない。

こうしてメスの生殖器官の環境を物理的に変えることで、精漿は別のオスとの間にできた子の運命までも左右する重要な役割を果たしているのだ。
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/031000085/

ナショジオにも載ってるガチやでこのニュース

729 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 6bcb-sNCn):2016/03/18(金) 12:30:16.49 ID:yFAaLltZ0
 オーストラリア、シドニーにあるニューサウスウェールズ大学の研究チームによれば、ハエの子供の大きさは母親が最初に交尾した相手によって決まる可能性があるという。
たとえその相手が父親でなくてもだ。この奇妙な進化は精子に含まれる謎の化合物によって引き起こされている。
 研究に参加した進化生態学者のアンジェラ・クリーン(Angela Crean)氏は、「予想すらしなかった不思議な 進化だ」と話す。

 どのように子供ができるかは知っての通りだ。精子と卵子が出会い、父親と母親の遺伝子を半分ずつ受け継い だ新しい生命がつくられる。ただし、胎児の発育には環境因子も影響を及ぼす。
子宮の中でタバコ(人の場合) などの化学物質にさらされることなどだ。

「Ecology Letters」誌に発表された研究論文によれば、ハエの場合、精液が子供の大きさを左右する環境因子で あり、精液の持ち主であるオスと子供に血縁があるかどうかは無関係だという。

 クリーン氏らはまず、餌によってオスの大きさを操作した。栄養価の低い餌を与えられたオスは小さくなり、 栄養価の高い餌を食べたオスは大きくなった。

 次に、いずれかのオスとメスを交尾させ、産卵する場所がない状態をつくった。ハエの卵子は産卵するまで受 精しない。つまり、メスは子供をつくることなく複数のオスと交尾できるということだ。

◆優れたオスから優れた子供

 2週間後、クリーン氏らはメスを別のオスと交尾させ、今度は産卵できる環境を用意した。
すると、まず小さな オスの精液を受け入れた後に大きなオスの子供を産んだ場合、子供は小さなオスに似ていた。逆の状況でも結果 は同じだった。
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9780/

日経新聞系列のサイトにも載ってるんだが俺はもう非処女パスするわ


これから出産する人は気をつけろよ