火事と喧嘩は江戸の華
だから宵越しの金は持たない⇒
・今日稼いだ金は今日使う→楽しい
・先のことは考えても仕方ないから考えない→気楽

明日は明日の風が吹く
即ち今を生きる

これは一昔前で言えばフーテンの寅さんの生き方もそう
自由気儘に旅から旅への旅暮らし

江戸時代でも前時代でも実は現代でも可能な生き方である
しかしこれを実行するために共通して言えるのはお節介な仲間達が必要ということ

江戸時代の長屋は助け合い精神
シケで海に出られない漁師がいれば火事で忙しい大工が振る舞う
大漁の時は病人がいる貧しい燐家や世話になった大工に振る舞う
そうやって長屋文化はお節介による助け合いで成り立っていた
仕事がある時はある奴が働き無ければ日がな縁台で将棋でもさして遊んでられる

寅次郎もさくらやおばちゃんおいちゃんタコ社長とみんなに助けられ的屋稼業で気儘な生き方が成り立っていた

今で言えばフリーターや派遣労働者なわけでお節介な仲間や家族がいれば十分可能