【元祖】こんなゴルゴ13は嫌だ!25発目

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0763名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/10/30(火) 17:52:09.37
>>761
ちょっかいに乗るわしにはゴチャゴチャ難癖を付けるけど、ちょっかいかけてくる駄仁夫とその走狗
0764名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/10/30(火) 17:58:30.80
>>763
続き
駄仁夫とその走狗には何も言わないこの矛盾についてはどう思う?
最初に手だしした駄仁夫には何も言わないで、応じた私にばかり難癖をつける不条理についてどう思う?
まっ、無視だろうけど…笑笑笑
だってお前も駄仁夫の走狗だからな 笑笑笑
0765名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/10/30(火) 18:35:52.45
>>764
ちょっかいに乗るあなたがすべて悪い。以上。

それがこのスレの結論です。
これ以上こういう不毛な議論はなし。わかりましたね。
0766名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/10/30(火) 19:50:10.82
熱海・稲原組の広間には道具を持った組員が集結していた。
「伴組のやつらが稲原に喧嘩売ってきやがった!今から殴りこみに行くぞ!」と号令をかける井沢ゴルゴ。
「兄弟、組を挙げての喧嘩は親父の許可がいるぜ。それに伴の後ろには一徹が付いてるじゃねぇか」と、再考を促す石河ゴルゴ。
しかし、「親父もくそもあるかい。一徹?上等じゃねぇか、一徹のタマ、取っちまえ。だいたいあの野郎が明石組とウチとの間を出たり
入ったりしてるからこういうことになるんじゃねぇか!」と井沢の憤怒は一層激しく燃え上がった。
一行はダンプに乗り込み、一路、東京は荒川区の伴組事務所へと向かった。

伴組でも井沢の動きは察知されており、拳銃や日本刀を手にした組員たちが迎撃態勢を整え、今や遅しと井沢らを待ち構えていた。
4尺近くあろうか。床に立てた長い鞘付きの日本刀の上に両手を組み、彼らの一番奥にどっかと腰をおろしているのは宙太ゴルゴである。
「井沢とかいうガリガリ野郎、煮ても焼いても食えまい。犬にでもくれてやるわ」と一文字に結んだ口元に決意が現れている。

戦いの火蓋を切って落としたのは、井沢組が投げ込んだダイナマイトの爆音であった。脱兎のごとく稲原組の若衆が伴組事務所に押し入る。
銃声が何度も鳴り響いた。激しくぶつかりあう井沢たちと伴組。
「おまえら手だしするな」伴が日本刀を抜き鞘を放った。相手は井沢ひとりである。
「井沢、てめえ、いい根性してるじゃねぇか、ぐふふふふ」

そのときであった。一徹ゴルゴが駆け付けたのである。
「待て!伴。その人と喧嘩をしちゃいかん」
「星の親父さんじゃありませんか、じゃがこの男、この伴宙太に楯突く以上、生かすわけにはいきませんぜ」
「おまえさんの気持ちは分かる。じゃが相手は天下の稲原組。これ以上の喧嘩はやめい。若衆を止めるのじゃ!」
一徹ゴルゴの介入で乱闘は収まった。双方とも数人ずつ撃たれたり斬られた者がいる。
「怪我人を病院へ運んでやれい。それから伴、一緒に来い。井沢さんと仲直りするんじゃ」
伴組と稲原組は五分の手打ちであった。格の違いを考えれば断然、伴組に得がある手打ちであった。
稲原ゴルゴ、横山ゴルゴがこの事態を見逃すはずはなく、井沢ゴルゴは破門されたのである。
さらにふたりは事の責任を問うため一徹ゴルゴを呼び出したのである。
一徹にとって稲原はホットシーで面識があるが、横山は初めてである。
「一徹さん、喧嘩を止めてくれたのはありがてぇ。感謝しよう。だけどな、稲原と伴じゃ貫目が違いすぎる。五分ってわけにゃいかねぇなぁ」
と横山ゴルゴ。「それにだ、あんた、明石さんとこにもちょくちょく顔出してるって話じゃねぇか。いってぇどういう腹なんだ?この際
はっきり聞かせてもらうってわけにゃいかねぇかい?」
  ― 続く ―
0767名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/10/31(水) 09:54:53.41
>>765
何だよ、何だよ。理論的に勝てないと見ると、ゴリ押しかよ(笑笑笑)
まぁ、駄仁夫の低レベルさからみて、駄仁夫の走狗のレベルってそんなもんだわな。
しかし、ほんまに笑ってまうわ。
論理で勝てないとみた時の断末魔の叫びだな。チンピラにお似合いだわ 笑
0771名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/10/31(水) 20:12:59.10
横山ゴルゴには押しも押されもせぬ剛健さがあった。極道の世界でずっしりと、十分深く、太く根を張った侠がもつ風格である。
広能ゴルゴや岩井ゴルゴら近年のゴルゴ達にはない重みである。それには一徹ゴルゴもある種の畏敬の念を抱かざるを得なかった。
「横山さん、それに稲原さん。このたびは伴のやつが大変な間違いを起こしてしもうた。あれはかつてのわしの教え子じゃ。
ワシからも謝る。どうか勘弁してやってはもらえぬか」
ちらっと横山と顔を見合わせると稲原が言った。「一徹さん、伴とあんたの関係がどうであれ、ともかくあんたは堅気だ。堅気のあんたが
やくざの喧嘩で謝ることはありません。どうか頭をあげておくんない。ウチも井沢が組の許可なしに突っ走った喧嘩です。幸い、お互い、
大した怪我人が出たわけでもない。この喧嘩、いったん梶原の親分に預ってもらうわけにゃいきやせんかね?」
「稲原さんがそう言われるなら、ワシもそう望むところです。梶原の親分にお任せできれば、それに越したことはありませぬ」と一徹。
何か言いたげな横山であったが、稲原の横顔を伺って言葉を発することはなかった。
「それから稲原さん、明石組さんの襲名披露のことなんじゃが…」ここぞとばかりに一徹が踏み込む。
「ぜひ梶原の頼みを受けてやってはもらえまいか。これはあんたを関東一の侠客と見込んでの話なんじゃ。もしあんたがこの程度の頼みを
断る器しか持ち合わせておらんお人じゃったら、ハナから梶原の親父もあんたに媒酌人を頼んだりはしまいて。どうじゃろうか」
「…、わかった!引き受けよう。そう梶原の親分に伝えてくれ!」と投げ捨てるように稲原が答えた。
「ありがたい。これで関東、関西とも丸く収まりそうじゃわい。じゃ、わしはこれで失礼しますが、よろしいかな?」と一徹。

一徹が帰った後のことである。稲原ゴルゴは横山ゴルゴの言葉に聞き入っていた。
「稲原、おめぇも人が良すぎるぜ。伴との喧嘩、梶原さんに預けちまって。もともと伴は梶原さんとこの出だぜ。知らねぇのかい?
まぁ五分の手打ちはねぇにしてもだ、シマ切り取るのは無理だろうよ」。
「それにだ、おめぇ、一徹って男のことも知らな過ぎるぜ。世が世なら、ミスタージャイアンツは一徹だったとしても少しもおかしかねぇ。
あの男の目は星を目指す男の目だ。天下を取ろうって気がない堅気さんが、なんでわざわざおめぇに会いにくるかい?気をつけろよ、
一徹は必ず梶原と組んで、いや、梶原の跡を取って、明石やおめぇに挑んでくるぜ」

と、世間のいざこざに戸惑いながらも続いて行く長編ゴルゴのカキコであった。
0772名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/10/31(水) 21:34:23.26
>>770
だからそういちいち噛みつきなさんな。
挙げ足をとるなって。
駄仁夫とその走狗にもそのぐらいの勢いで、物を言って欲しいもんだわな 笑笑笑←居酒屋じゃないよ。
0773名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/01(木) 07:53:35.85
稲原が師と仰ぐだけあって、横山ゴルゴの言葉ひとつひとつには千鈞の重みがあった。
それを思い出すと稲原・横山コンビとの会談を終えた後、稲原のシマでの襲名披露を納得させた安堵感に陰がさしてきた。
おそらく横山ゴルゴは今頃稲原に叱責まじりの入れ知恵を吹き込んでいるに違いない。
どこの世界に自分の縄張りで、世間が反目と見ている組織の襲名披露をやらせるバカがいるか。稲の代紋が泣いているぜ。関東やくざの物笑いの種にされてしまうぜ・・・
一徹ゴルゴは考える。
世間的には明石組の強引ともいえる関東進出に危惧を抱いている東京や横浜の組はごまんといる。
西日本が「菱の傘」の下にいることをもって、組織維持とシノギの担保を得ているのと同じことが、関東各組織にも言えることではないか。
強大な「稲の傘」をさしてもらって、「汎稲原体制」の一員となり安全保障としている組も多いことだろう。
彼らが集団安全保障を名目に稲の代紋を押し立て、大同団結すれば箱根から先は攻めあぐねるどころか、むしろ関ヶ原あたりまで押し戻されてしまう可能性が高い。
明石組傘下一門約1万人の組員を数えるが、たちまちのうちに霧散瓦解され、明石組本体もへたをすれば元の神戸の港湾荷役だけを糧とする地方の一小組、初代の頃と同じ規模に縮小してしまう。
そうなればあの老獪で小狡い山守ゴルゴが、盃外交なんか知ったことじゃないけんの、と言わんばかりに逆に虎視眈々神戸に乗り込み大阪や京都まで触手をのばすに違いない。
弱い相手には徹底的に強く出る。そのためには昨日の友さえ平気で斬り捨てる。
山守こそ冷酷なリアリストかつマキャベリストであり、現代やくざのお手本みたいな男である。
義理と人情や侠客としてのプライドなんぞ一銭の得にもなるまあて。そんなもんにこだわっちょったら銭儲けはでけんわ。
とうそぶく山守の哄笑が聴こえてきそうである。
田舎クラブの芋ホステス相手にスケベオヤジぶりを見せて間抜けさと弱みをはばかりなく見せているようで、その実山守ファーストの姿勢はまったくブレていない。
わしにとっての本当の敵は横山ゴルゴと山守ゴルゴじゃわい。一挙にこの二人を殺るしかないか。
広能だの岩井だの稲原だのに拘泥していては頂上には登れまいて。
長屋に戻り、渋茶を啜りながら懐手を組み、天井をにらみつけながら熟考を重ねる一徹ゴルゴであった。
0775名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/01(木) 11:41:20.82
明石組はしかし、梶原ゴルゴの話を稲原ゴルゴが了承したものとみなし、岩井ゴルゴの四代目襲名披露を決行したのである。
場所は熱海の白木コンチネンタルホテルであった。媒酌人は不本意ながらも稲原が務めることとなり式は無事終了した。
明石組、稲原組とも小競り合いがあるとはいえ、これほどの規模になると双方とも組を挙げての全面抗争には発展させたくないのである。
襲名式を終え、湯に浸かって緊張を解き、相模灘に遠く伊豆諸島を望むホテルのインペリアルスイートのバルコニーで風に当たりながら、
若い者に持ってこさせた生ビールのジョッキを片手にタバコをふかす岩井ゴルゴには万感胸に迫るものがあった。
「山崎一家の時代から何度も跳ね返されてきたのがこの熱海や。ついに明石組はこの地を踏んだのや。先代が、そしてこのワシがどれだけ
この日を待ち望んだことか…。これは明石組にとって歴史的な一歩や…」
「親分、梶原さんからお電話です」若い者の一言が容赦なく岩井をつかの間の休息から過酷な現実へと引き戻した。
苦々しく受話器を受け取ると梶原らしき声がした。岩井は梶原とは面識が無い。
「がんちゃんか?式は無事に済んだかい?今からそっちの部屋行きてぇんだけど、いいかな?ちょっと大事な用なんだけど」と梶原。
「いきなり馴れ馴れしいやっちゃ。わしを誰や思とんねん」と思いながらも、
「梶原さん、今回の件では色々お世話になりまして。ほんまやったらこっちが先、お礼に伺わなあかんとこでけっけど、梶原さんは
今どこに…」
「わしもこのホテルに泊まってるんだけど、今夜のうちに東京に戻りてぇ。今からそっち行くよ」
「そうでっか。わかりました。お待ちしてますよって。へい」
「おい、背広出せ。着替えるぞ。おまえらもや」と若衆に命じる岩井ゴルゴ
暫くして梶原が訪ねてきた。連れの若い者がゴルフクラブのケースを担いでいる。てっきり道具と勘違いした岩井の部下が懐に手を入れる。
「待て待て、そんなんじゃねぇよ、これ、襲名祝いに。もっといいやつ持ってるかも知れねぇけど」とあいさつもそこそこに梶原。
岩井が若いものに顎で合図して確認させたところ、リンクスマスターモデルのクラブセットであった。
「これはまた結構なモンもろうて。ありがとうございます」
「いいっていいって。それより四代目、襲名おめでとう。用事ってのはな、がんちゃん、ウチの伴知ってるだろ?縁組してやってくんねぇかな」
「伴…を、でっか?」
この男は何を考えているのだろう。稲原と喧嘩した伴組を傘下に収めることは、明石組関東進出にとっては好都合である。しかし稲原との
関係はもつれる。
「ま、考えといてくれ、俺、今日は帰るからさ、また電話するよ」と出された水割りのグラスを一気に飲み干しポンと置くと梶原は言い
残して部屋を後にした。

梶原には、一徹とは違った野心があった、
これまで黒幕として日本の表裏両面で暗躍した自分である。しかし、自分は極道ではない。極道でないがゆえに自由であったが、侠としての
価値が見過ごされた側面があるのもまた事実である。自分を継ぐ者には、堂々と代紋を掲げさせ、極道として名実ともに日本の覇権を取らせたい。
そこへたまたま一徹ゴルゴが稲原ゴルゴと岩井ゴルゴを引き合わせる機会を作った。一徹ゴルゴにも野心はあるが、自分の跡を継ぐ者としては年齢的な問題があると梶原は考えていた。
といって、花形ゴルゴや矢吹ゴルゴ、伴ゴルゴはまだ若すぎる。
岩井ゴルゴが盤石の基盤を築いた上で、伴ゴルゴが五代目として跡をついでくれるのが理想である。これが梶原ゴルゴの思惑であった。

戦いによって最初に流されるのはいつも若者の血である。そしてそれは、ついに報われたことはない
0776名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/01(木) 12:17:28.02
>>2
「松本か」って?
いったい、どういう意味?「松本」やで。
ちょっと気になる。
宜しくご教示願います。
「松本」やで、「松本」な。
0777名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/01(木) 13:50:28.83
しかし、よく続くね…長編ゴルゴ、一人であるいは二入で
書いているのか知らないけど、これだけの文章だから読
ませることは読ませる。飽きるまで続けてください(笑)
0778名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/01(木) 13:56:40.12

>>1ゴルゴの末尾が「ゴルゴ」で終わっとろうが。
それをええことに、>>2ゴルゴが お笑いタレントのゴルゴ松本を引き合いに出して
洒落たつもりじゃないんかのう…
と回答するゴルゴ
0779名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/01(木) 17:40:01.53
>>778
えっ、すまん。よく分からん。
わしみたあいなアホでも分かるように、噛み砕いて説明してくれや。
ゴルゴ松本は知ってるんやけっどな。
778さん悪いけど、もうちょっと分かるように頼むわ。
0780名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/01(木) 18:44:16.77
↑そやから、>>1>>2をつなげたら「ゴルゴ松本」になるやろ?
>>2は、これがおもろい冗談でバカ受けすると勘違いしたわけや。
どうせその程度や。そない気にせんどき。
0781名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/01(木) 20:09:33.18
たまに銭湯に行く。
勃起した陰茎を潜望鏡に見立て、仰向けで湯に浮く。
「せんすい〜か〜ん」と叫びながら少しずつ移動するのが好きな俺だ。ゴルゴ
0782名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/01(木) 21:27:53.37
ゴルゴ松本か。懐かしい。「命!」ってギャグ。いのちをおもちゃにしたから消えちゃったのかねえ。命は大切にせねばと身勝手なことをほざくゴルゴ
0783名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/01(木) 21:34:01.10
>>781
何や、チンチン坊主かいや。糞しょ〜むな。出てくんなや!
0785名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/01(木) 22:46:01.49
>>783
あんたさあ、人のレスにいちいちケチつけんなよな。だから嫌われるんだよ。駄仁夫がどうだつっても誰も聞いてくれないのはそこなんだよ。
0786名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/01(木) 22:50:11.10
追加。>>780さんにお礼ぐらいいいなよ。丁寧にあんたの質問に答えてくれてるじゃない。子供でも「ありがとう」ぐらい言うよ。バカじゃないの?
0787名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/02(金) 03:00:12.46
>>786
780は駄仁夫、お前は駄仁夫の走狗。
わしに関わるな、ゴマすり坊主よ。
0788名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/02(金) 03:53:08.19
>>787
780は駄仁夫… わしゃ駄仁夫たらいうモンとは別人じゃけ。
どう解釈しようがこんなの好きにすりゃええがの。事実は事実じゃけ言うとっちゃるわい。
0790名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/02(金) 07:12:47.47
明石組四代目襲名式が、あろうことか稲原組の膝元である熱海のホテルで敢行された、というニュースはあっという間に裏社会に激震を走らせた。
すでに噂として、しかしまことしやかに囁かれていたが「菱も稲穂もメンツがあるわな。まさかそれはないで。なんで菱が関東まで出張らなあかんねん。タチの悪い冗談はためにならんで」とは明石組の二次団体の組長が実話誌の記者の取材に答えたものである。
警察もそれは同じであった。予想だにもしなかったことであり、見事に裏をかかれてしまったわけである。
ことは警察の威信にかかわることであり、もろくもそれが崩れ去った現実がそこにあった。
警察庁長官は神奈川県警本部長以下暴対担当幹部を呼びつけ、全員首を洗って処分を待っていろと、長官室で怒気も露わにして言い放った。
長官は長官でしばらくもしないうちに国家保安委員長、そして総理に大目玉を食らう羽目になるはずだ。すでに長官は進退伺いを制服の胸ポケットに用意していた。
さて襲名式の直後に話を戻そう。式場となった百畳の大広間は後片付けに忙しい業者関係者でごった返していた。
そのうち作業服に身を包み、作業帽を目深にかぶった数人の男たちが、大広間の各所からある物を回収していった。
ボーイや仲居たちが忙しく立ち働く中、そんな彼らに注目するものは誰もなかった。
男たちの一部は梶原ゴルゴと岩井ゴルゴの部屋に出向き、室内電話の受話器と部屋内のコ
ンセント部分を素早くこじ開け小さなコイン電池状のものを取り外す。
部屋でもホテル関係者が男たちの様子を見ることなしに見ていただけで誰一人注意深く観察する者はいなかった。
男たちが不注意だったのは、岩井ゴルゴの部屋の玄関柱と冷蔵庫の間にそのコイン電池状のものを一つ落としていったことである。
部屋掛のボーイが部屋の入り口がこれを見つけて「なんだろう、これ」と同僚らに見せた。
物を子細に見れば小さな穴が無数に開けられている。「イヤホンかなにかじゃね?」と一人がいうと「イヤホンならコードが付いてるよ」と、もう一人が首をひねる。
結局、それはフロント裏にいるホテル支配人のもとへと届けられた。支配人はそれを手のひらに乗せてしげしげと眺めているうちに顔が蒼ざめていった。
「盗聴器だよ。これ。たしかに岩井様のお部屋にあったのだね」と届けたボーイに確認した。首肯するボーイ。
ボーイにこのことは他言はならないと命じ、「えらいことになった」と支配人は東京にある白木コンチネンタルホテル社長室に通じる直通ダイヤルを押したのである。
0792名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/02(金) 09:34:51.95
長編ゴルゴの作者1号が、またしても凝ったネタを織り込んできたので
次のストーリー展開に思いをめぐらせながら庭を眺めると
薄紅の秋桜が秋の日の 何気ないひだまりに揺れている長編ゴルゴ作者2号
0793名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/02(金) 10:01:02.01
出会いサイトの90%は悪質なサイトが占めています。しかし、真面目に運営されているサイトを利用すれば素敵な出会いがあるのが事実です。もし興味のある方はこの機会にもう一度お試しになってみて下さい。

◆総合ランキング◆
【第1位】Jメールhttps://goo.gl/jFr4tc
・会員数300万人
・業界No.1の人気と実績を誇る大型恋愛サイト
・20代の女子大生やOLなど若い女性が多い
・サクラなし、迷惑メールなし
☆登録無料☆

【登録無料】で、日本最大級の安全な大手優良コミュニティですので、ぜひ試しに登録してお気に入りを探してみて下さいね。
※児童保護の為、18歳以上である【年齢確認】を行って下さい。
【年齢確認】を行わない場合、メール機能が利用できません。
0794名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/02(金) 10:49:47.31
>>787
駄仁夫がらみであんたに忠告めいたことを書けば走狗だゴマスリ坊主だと。あんたにそんなこといわれる覚えはないからな。自分が書いたこと忘れんなよな。
0795名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/02(金) 19:56:39.49
白木グループの総帥・白木幹之介と、その孫娘であり、白木コンチネンタルホテルズのCEOである白木葉子が暮らす大邸宅は東京、武蔵野の雑木林を切り開いて建てられた。東京ドーム3個分の敷地を有し、プールはもちろん、乗馬コースやテニス
コート、自家用ヘリポートまで備えている。熱海からの直通電話はすぐ葉子ゴルゴへと渡された。髪を後ろに回し、白いドレス
を華やかに、優雅に着こなす葉子ではあるが、秘めたプライドの高さと芯の強さはまさに権勢を誇る女王の風格を漂わせている。
内容を聞いた葉子は、とっさの判断で、電話ではなく直接報告に来るように支配人に伝えた。
警戒心が強い葉子は、支配人からの直通電話すら盗聴されている可能性をも葉子ゴルゴは排除しなかったのである。
支配人の報告では、何度調べても宿泊室から見つかった盗聴器は岩井ゴルゴの部屋の1つのみであった。梶原ゴルゴの
部屋の電話にも仕掛けられた痕跡かもしれぬ工具の疵とも見て取れる跡があったが、断定はできないとのことであった。
明石組内部には山広ゴルゴや加茂田ゴルゴら、四代目問題で岩井ゴルゴを快く思わぬ連中がいることも、単なる富裕層の娘ではなく、
白木グループを統率する立場として幅広く見聞のある葉子は知っていた。
「この盗聴が単なる明石組の内紛で終わるなら問題はないわ。けれど、もし、梶原先生も盗聴されていて、その身に何かあるような
ことはあってはならないわ」葉子は、梶原にだけは盗聴事件について伝えたのである。
「そうか、知らせてくれてありがとな。ま、気を付けるよ。だけど岩井と聞かれちゃ困るような話もしちゃいねぇよ、安心しな」
葉子にとって、話す前からそう答えられると分かっていた梶原ゴルゴの一言であった。

しかし梶原は急いだ。伴を岩井の若衆にするという既成事実を早く作ってしまうべきだと考えた。要らぬ噂が先行して物事がうまく
運ぶことはない。盗聴した小賢しい者を探し出すより、むしろ正面突破を臨む…。梶原特有の男気がそうさせた。

一方、町屋の長屋では、胡坐の上で腕組みをし、目を閉じて梶原ゴルゴと岩井ゴルゴの客室での会話を何度も聞いている男がいた。
盗聴は一徹ゴルゴが一徹軍団を動かして行ったのである。日本最大の暴力組織の一大イベントを一斉に盗聴するという、
日本の民間組織では考えられない鮮やかなミッションであった。しかし一徹には明石組襲名式の立役者の座を梶原に奪われた想いが未だ払拭できない。
録音された会話のどこに梶原の本心があるのか。一徹ゴルゴは探ろうとしていた。
「稲原組の若衆にはあの丈がおる。そして、岩井組とは伴…。いったい梶原の親父の本心はどこにあるのじゃ。覇権を争うライバルとして
自分の子らを競わせる…。しかし丈はあの気性からして、鉄砲玉で終わるか、よくても若頭止まりの才覚しかあるまい。伴は…」
一徹が目を開いた。「伴だ。梶原の本命は、明石組五代目・伴宙太に違いない…。梶原が世に送り出したキャラクターの中で、
他界した力石ゴルゴのほかには、伴以上に人望の厚い人間はおらんじゃろう。胆力は無論、捕手として培った知力とマネジメント力は極道の
頂点を極めても不思議ではない逸材ではないか…」
一徹ゴルゴは再び目を閉じ、黙想に入った。次の問題は、誰より覇者の座を狙う己自身の身の処し方である。

同じころ広島では明石組4代目襲名と、近いうちに行われる縁組で関東進出が安定しそうだという憶測が流れた。山守は窮地に立った。
打本組を支援する余力が、再度明石組に生じたからである。
流町の行きつけのスナックで、「山守殺るいうんなら今で…」とポツリと呟いた広能に「え。すんません。なんか言われましたか」と聞き
返され、「い、いや、なんでもないですけん。で、どうなっちょりますか日本シリーズは?」と誤魔化しながらも、
「あとがないんじゃ…あとが」と、グラスの中で氷が揺れるのを見つめる広能であった。
0796名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/03(土) 10:29:33.59
「わしも山守のことは言えんわい」
一徹ゴルゴは独りごちてほろ苦く笑った。自分を友として信じてくれているらしい梶原ゴルゴを裏切るのも同然の盗聴行為である。
その目的がおのれの野望の実現というのだから、山守ゴルゴとどこがどう違うのか。
かつて俺は魔送球の一件で川上哲治に巨人軍を追われた。
「走者を威嚇するような一塁への送球は卑怯すぎる。球界の紳士たる巨人軍のプレイにふさわしくない」と彼は弾劾したものである。
物心ついた頃から飛遊馬ゴルゴを肉体的に痛めつけてまで過酷な訓練を施し「巨人の星となれ」と命じたのも畢竟巨人から排斥した
川上や球団へのちんけな復讐に過ぎなかった・・・
遠い昔の感傷と悔恨の念がないまぜになった思いを断ち払うのように一徹ゴルゴは首をふり、空になり茶渋がこびりつく湯呑み茶碗
を長火鉢に置いて立ち上がった。
「こうなれば毒食らわば皿まで。どうせなら日本の裏世界の星となるまでよ」と不敵に笑い、かねてからの野望達成が、おのれの男子
の本懐と決めた覚悟を再確認したうえで、梶原ゴルゴが伴ゴルゴを岩井ゴルゴの膝下に押し込めようとしていることへの対策を講じた。
伴宙太の弱点は彼が「情の男」であるということだ。彼はとかく心意気が思いこみとなって暴走する癖(へき)が往々にしてあった。
だからこそ飛遊馬と花形の二人に会社を乗っ取られたのである。
夕日に照らされた甲子園球場のマウンド上でひしと抱き合う飛遊馬と花形、その二人の友情に感動して俺は立ち尽くしたまま涙を流し
た・・・
あの夏の高校野球決勝戦の思い出こそ俺たちの友情の証ですよ、と聞いているこちらが恥ずかしくなるようなことをいい年をして口に
するようなバカである。
おまけにこの図体ばかりがでかい純情男はいまだに明子に惚れておるようだわい。これをなんとか利用できんものか。
明子はれっきとした花形ゴルゴの妻。そこへ横恋慕させて、しかし嫁いだとはいえ可愛いわが娘に指をふれさせず、不倫も同然のふ
るまいに誘い込み、これを煽りに煽る。
自分の会社を乗っ取った経営者の妻にリベンジで手を出すような男に盃を下ろした梶原ゴルゴは大恥をかくと。これで梶原ゴルゴは
当分おとなしくせざるを得んじゃろう。
「一石二鳥とはこのこと。フフフフ、笑いが止まらんわい。さて一段落したことだし、ひとっ風呂浴びてこようか」
と、浴室が3つもある娘婿の邸宅の一隅に豪華な和室を与えてもらいながら、依然町屋にある長屋が忘れられず、特に最近は考えを
巡らせることが多い一徹ゴルゴにとって、独りで誰にも邪魔されずに考え事に耽るのにここは格好の場所であり、頭を酷使した後の銭
湯で広い湯船に浸かること彼には何にも代え難い至福のひとときであった。
0797名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/03(土) 10:30:05.25
風呂桶に石鹸とタオルをぽんと入れて、下駄に素足を突っ込み、立て付けの悪い引き戸をガタガタと音を立て開ける。
隣のおかみさんに「ちょっと湯に行ってくるよ」と声をかけて、長屋の路地を抜けて大通りに出た。
しばらく歩いていると自分をつけてゆっくりと転がせているクルマの気配を感じる。
免許を持っていない一徹ゴルゴにその車種はわからないにしろ、振り向いて見た全体のフォルムからしていかにも高そうなクルマだと
いうことはわかった。
彼は立ち止まりクルマを凝視する。
後部座席が開いて一人の女が出てきた。テーラードスタイルのカシミアコートにブラックレザーパンツが細身の身体によく似合い、コーチ
のサングラスをかけ長い流れるような黒髪をかきわけたその女はどこかの令夫人風。
「お久しぶりね。星さん」口元に笑みをたたえて女は言った。
「はて。このあたりではめったに見かけない貴婦人のご様子じゃがどちらさんでしたか」
「これは失礼しました」
女はサングラスをとり、素顔をさらして小さく頭を下げた。
「白木です。お忘れでしょうか。白木葉子」
「おお。黒眼鏡のままじゃわからんかったが、なるほど白木さんじゃな。こちらこそ無沙汰をしておりました」
「同じ雑誌でご一緒していた頃はなかなかお目にかかれませんでしたが、大変失礼な言い方ですが同じような下町にお住まいの方として、
うちの丹下さんよりもはるかにダンディでジェントルマンな方と憧憬おりましたのよ」
「いやいや、わしの娘の明子も白木さんみたいな女性に生まれたかったなどとよく申しておりましたな」
「おほほほ。星さんもお上手ね。実は星さんに折り入ってお話がありますの。梶原先生のことで。お食事でも楽しみながらで如何でしょうか」
笑顔を絶やさぬままでも、葉子の瞳に強い意志が現れていた。「梶原先生のことといえば覚えがあるでしょう」と言わんばかりの視線に一徹
ゴルゴは内心の動揺を隠すのがやっとであった。
「梶原さんのことでとな。なんのことかわかりませんが、懐かしいお名前に昔話に花でも咲かせましょうか。お供いたしましょう」
精一杯の虚勢を張りながら、どうぞ奥にお乗りくださいと招いている葉子の手のひらに背中を強く押されているような気がしながらも一徹ゴル
ゴはロールスロイスファントムの深々としたバックシートに尻を沈めたのであった。
0798名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/03(土) 13:18:14.01
葉子ゴルゴが案内した先は、銀座四丁目交差点の大時計を正面から見下ろすフレンチレストラン「ティエリーマルクス」であった。
銭湯にいくはずの一徹ゴルゴは裸足に下駄履きという、普段とあまり変わらない服装であったが葉子の口利きで特別室へと案内された。
ソムリエがワインを注ぎに来ると、「一徹さんは花形さんとよくここに来られるそうね。花形さんから聞いたのよ」と葉子ゴルゴ。
「いや、満君とは明子も一緒に一度か二度来ただけじゃが、どうしてそれを…」
葉子は答えずにギャルソンと何やら話している。
「花形コンツェルンと白木グループといえばかつての二大財閥。政財界のパーティで、そのトップ同士に交流があっても不思議はあるまい…」
料理はすでに注文してあるらしく、ギャルソンが退くと暫く銀座の夜景を眺める葉子ゴルゴ。その葉子ゴルゴの話とはいったい何なのか…
「私も男に生まれればよかったわ」唐突に葉子ゴルゴが切り出した。
「一徹さん、あなたが欲しがっているものは、梶原先生と同じね。私にはわかる。かつて矢吹君と力石君を見てきた私には分かるの」
何とも意味深いがいきなり核心をつく発言に、一徹ゴルゴのこめかみに汗が一筋流れた。
ギャルソンが最初の料理を運んでくる。最初はフォアグラ。ペアリングは白ワインである。
「だけど、あのふたりと違うのは、梶原先生も一徹さん、あなたももう大人。お互いの面目を汚すようなことはしないでほしい」
梶原の邪魔をするな、とい言外の意味であろう。一徹ゴルゴは言い返した。
「葉子さん。どうやら全てをお見通しのようじゃ。じゃが、これだけはこの星一徹、譲るわけには参りませぬぞ。覇を競うなら日本一。
それは勝負の世界に生きる男なら、誰もがおのずと目指す道なのじゃよ」
2品目は鶏肉のムースをパン生地で挟み、その上にたっぷりとキャビアが流してある。これを泡の濃いシャンパーニュで合わせる。
「ふふ。勘違いしないで。何も、一徹さんに夢をあきらめてと頼んでるんじゃないの。同じ夢を追う梶原先生と協力して欲しいのよ。ふたりで成し遂げた
からといって、夢の価値が半減するということはないわ。むしろ倍になるんじゃないかしら」
「失礼じゃが、おっしゃる意味がよくわからんのじゃ…。もう少し具体的に話してはもらえぬか」
焼きホタテ貝のカルダモンソースを見ながら一徹は戸惑っていた。ここが吉野家なら相手が葉子でも自分のペースで話ができよう。しかし次々と
食い慣れぬ料理が出てきては会話もおぼつかない。だいたいフランス料理は食材がぐちゃぐちゃの訳わからない状態が多いので一徹は嫌いであった。
「伴さん。岩井という人の若衆杯をもらうわ」ここで葉子ゴルゴが言葉を切った。「男の世界に深入りするな」丈ゴルゴに窘められている気がしたのである。
「一徹さんは、野球選手時代に伴さんのコーチとして指導にあたられたのね」
「うむ、飛雄馬の大リーグボール3号打倒のためにな」「もういちど、伴さんを指導して頂けないかしら。これは梶原からのお願いなの」
「なんですと!」リゾットの小皿から目線を上げた一徹ゴルゴが意表を突かれたように答えた。
「梶原先生は、本来なら力石ゴルゴさんに5代目を継いでもらいたかったそうなの。でも彼はもういない。次に考えたのが伊達直人ゴルゴ。でも
あの人は慈善事業で子どもたちに夢を与える大事な役割がある。それで、弟の真樹ゴルゴさんとも相談した結果、伴さんを擁立するってことになったの」
葉子はそういうと、アマダイの鱗焼きを口に運び、ギリシャワインのグラスに手を伸ばした。
「伴ゴルゴさんはまだまだこれからの人。それは一徹さん、あなたが一番よくご存じのはず。あの人に、日本の首領として足りないところを、一徹さん、
あなたに叩きこんで欲しいの。野球選手時代にそうだったように…。ただし今度は、後見人という立場でね」
「な、なんと。このワシにもう一度伴を鍛えよと、そう梶原ゴルゴは考えておったのか…」一徹ゴルゴはもはや言葉も出ない。
「お話はそれだけよ。私は梶原先生とお話しがあるからこれで失礼するわ。お料理、どうぞ楽しんでいってくださいね。
メインのアイスランド産の仔羊に見向きもせず、葉子は席を立った。残された一徹は羊の肉の向こうに広がる銀座の夜空を唖然として眺めていた。
「梶原め、仕組まれたわい。岩井ゴルゴの若衆、伴組組長の後見人とは…、この一徹、見縊られたもんじゃわい」
「おーい!ワインなんぞ要らん。日本酒とコップを持ってこい!」店内に一徹の大声が響いた。
0799名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/04(日) 21:05:53.15
>>759
キミはずぅっと前から「仕切る」って言葉を使ってるね、
よっぽど「仕切る」ってフレーズが好きみたいだなww
もうこれからは、「仕切る」って言葉はなしでねwww
0801名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/05(月) 10:47:58.00
>>800
ワッチョイの事か?
vipperとワッチョイの戦いも西の空ではかなり噂になった。
しかし、名無しさんの取り計らいで円満解決した…。
もうvipperとはもめるんじゃねぇぞ。
0802名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/06(火) 02:03:08.32
準備運動よーし!
さぁ!おっぱじめるか!
(祝)スランプ脱出~~( 〃▽〃)
今日はゴルゴ部長と慰安会…
いつものやらされるのかなぁ……

「youデュエットしちゃうyo!二人のアイランド!!ミュージックスタート!」
夏、夏、夏、夏ココナッツ~~♪愛、愛、愛
アイランド~~♪」
ゴルゴ部長
「茄子、茄子、茄子、この茄子~~♪
はい、はい、はい、はい、入らんど~~♪」
0803名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/06(火) 02:06:22.76
私「……ゴルゴ部長歌上手いっすね…」
G「知ってるから~~じゃーアレ歌うかぁ」
社交辞令ぶっちぎりで歌い出すゴルゴ部長
0804名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/06(火) 02:22:30.91
じゃー俺の十八番いってみるか!
だんだん調子にのるゴルゴ部長
「アタックNo1だ!」
G「苦しくったってぇ~~♪悲しくったってぇ~♪……コートの中身は性器なのぉ♪」
………ゴルゴ部長このまま酔いつぶれて寝て欲しいと社員一同願うのであった…
0805名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/06(火) 02:31:37.00
冷える社員…熱いゴルゴ部長…
私「そ、そーいえばゴルゴ部長の愛車
カローラUでしたよね?思い入れがあるんですか?」
社員マイクを握らせないよう必死だなっ
G「話せば長くなるが…簡単に言うと…」
ホットするのもつかの間
G「昔なカローラUのコマーシャルソングでな……」
え……(゜ロ゜)
G「カローラUにぃ~~乗ってぇ~♪買い物に
出掛けたがぁ~履いてないのに気づいて~
そのままモザイク~~♪」
社員一同↓
https://i.imgur.com/zLn7YpP.jpg
0807名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/06(火) 09:26:46.79
長編ゴルゴ、終わりかよww
0808名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/06(火) 10:40:20.63
プライバシーが丸裸になってしまったのでどこへ行ってもスマホで撮影され
かえってファン以外にも認知されたゴルゴ
0809名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/06(火) 21:58:43.01
認知してよ、と責める女がいりゃぁ、こんな貧乏くさい団子屋の二階なんぞに厄介になりませんよってんだ!
余計な一言でおいちゃんはもとより帝釈天参道一帯より処払いを食らっちまった寅ゴルゴ
0810名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/08(木) 09:34:08.93
「処払いいうて、テキヤじゃろうと博打うちじゃろうと、ワシらうまいモン食うてマブいスケ抱くために生まれてきとるんじゃないの」と
寅ゴルゴに詰め寄る大友ゴルゴ
0811名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/08(木) 14:13:05.67
大友のツテで村岡組にわらじを預け、村岡ゴルゴから「旅の。これつけとけや」と
時計をもらい、若頭の松永ゴルゴから「ええもんもろたの。これスイス製の何十万
もするもんじゃい。うちのおやっさんはの、ああいう腹の太いお方よ。おぅっ」と肩を
叩かれて「冗談言っちゃあいけないよ、これは俺たちが『カドは一流デパート、
赤木屋白木屋黒木屋さんで、舶来の背広着た紳士にください頂戴お願いします
と100万200万下らない品物が今日はそれだけくださいとはいいません、せめて
1万いや8千円で』ってべちゃくってよ売るようなシロモンだよ。はばかりながら
この車寅次郎、何年もそんな売やって粥をすすってきたんだ、おにいさん、人を見
てモノを言いなよ」
とこれまた余計なことを言って広島から所払いはおろか、追っ手までかけられる
始末になった寅ゴルゴ
0812名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/08(木) 17:08:44.35
>>807
挑発をすな。黙って書かせとけ。疲れさせたらええんや、疲れさせたら…、
誰も読んでへんのになぁ、しんどいやろに。
0814名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/08(木) 19:56:44.41
資金繰りに苦しい朝日印刷のタコゴルゴのために買い出しに行ったはよいが、
「ここらの犬は躾けがなってないんだよね〜うるせぇったらありゃしない」
「なにやtってんだい、みんなも食って食って」と、不味そうに肉を頬張るタコゴルゴに、
「い、いえ、社長のために買って来た肉ですから…」と遠慮する博ゴルゴ
0815名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/08(木) 20:04:06.76
>>813
その手の嫌がらせ、好きやね。そんなんばっかりやがな…。
「某SNS」と、ぼやかしてしか言えんわな。実際、わしが登場するようなSNSなんてないからなぁ笑笑笑←居酒屋じゃないよ。
と、ええ加減同じパターンの匂わせ行為に辟易とするゴルギョ
0821名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/09(金) 10:37:24.80
ぬしさん綺麗だよ愛してる
0822名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/09(金) 10:48:19.81
ゆーじんさん荒らさないで
0823名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/09(金) 13:53:27.11
びくびくとレスの流れを盗み見て、
これくらいなら書き込んだら大丈
夫かなとおどおど書いてちょっかい
かけるカスオのいじらしさに泣ける
ゴルゴ
0824名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/09(金) 16:17:38.59
嫌がらせという形だけでも相手になってもらっているうちが花じゃないか。
それじゃ「日本一の嫌がらせられ男になったるわ」と腹を決めるのがほんとの男じゃないか。
0825名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/09(金) 19:52:32.16
白木葉子ゴルゴと銀座で会った帰り、京成に乗り換えるため上野でメトロの駅の階段を上り、地上に出た一徹ゴルゴの頬を冷たい秋の夜風が撫でた。
一徹ゴルゴは、その胸中に無念と困惑が入り混じった、言いようのない想念を抱いたまま、ふらふらと雑踏の中を歩き続け、ふと、ガード下の
入り組んだ奥にある、二間間口の赤提灯の暖簾をくぐった。自分と同じ年代の、初老の親父が一人で切り盛りしている小さな店で、馴染みと思しき
客ばかりである。酒をコップに注ぎ、そのコップを、ステンレスを取っ手の形に曲げた金物で受け、燗をする。肴はモツ煮込みである。
こうして飲んでいると、我が子の学費を稼ぐために日雇い労務者として馬車馬のように働いた日々が懐かしく、また愛おしく思い出される。
酔いがほどよく回るまで、浮かんでは消える懐かしき時代の記憶に心を委ねていた一徹ゴルゴであったが、いつまでもそうはしておれぬ。
全国制覇という己の野望が一徹ゴルゴを現実へと引き戻した。それは、自分を世に出した梶原ゴルゴとどう向き合うのかという難しい判断を意味していた。
白木ゴルゴは今夜のうちにこの自分に話したことを梶原ゴルゴに伝えるに違いない。イコール、梶原ゴルゴは、白木ゴルゴの申し出を自分が承知したと
解釈するであろう。行動が早い梶原のことである。明日明後日にでも伴ゴルゴを呼び出し、そして岩井ゴルゴに使いの者を出し、杯事の話を進めるに違いない。
伴ゴルゴが杯を受けてから、後見人を断っては自分と梶原ゴルゴとの間に禍根を残す。それに、どう考えても伴ゴルゴは明石組を背負う器ではない。
明石組の関東進出の拠点にされるだけである。そうなると襲名式で世間に親密さを誇示した稲原組との関係はまたもや悪化する。明石組の関東進出が
困難になれば、利するのはこれもまた自分の宿敵、山守ゴルゴである。今にも山守ゴルゴの嘲笑が聞こえてくるような気がした一徹ゴルゴは腹を括った。
「早めに相談したほうがよさそうじゃの。明日にでも梶原先生のところに出向くとしよう。気が進まぬがアポだけでもとっておくとしようか」
時には酒の力を借りねばならぬこともあると、店を出た一徹は電話ボックスで受話器を取ると、梶原ゴルゴの携帯番号をプッシュした。
梶原は新大久保の事務所にいた。一徹ゴルゴの推察どおり、白木葉子ゴルゴからの報告を受け、岩井ゴルゴに電話する直前であった。
「もしもし、一徹ですが」
「なんだ、一徹っちゃんか、どうしたの今どこにいんのこんな時間に?」
質問には答えず、一徹は続けた。
「先生にお話がありましてな。明日、伺いたいとおもうんじゃが、いかがじゃろうか」
0826名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/09(金) 19:53:25.57
翌日、一徹ゴルゴは梶原の事務所を訪ねた。一徹ゴルゴはもはや平常心である。伴ゴルゴの杯の話をなかったことにした場合、岩井ゴルゴには指の一本
も出さねばなるまい。そして何より、梶原ゴルゴの出方によっては、自らの指揮で今やグリーンベレー並みの実力組織となった一徹軍団をもって、
梶原ゴルゴ暗殺もやむなしと考えていた。

「で、用事って何だい?一徹っちゃん。こうしてわざわざ来るなんざこれまで一度もなかったことだ。言ってみなよ」と梶原ゴルゴ
「伴のことじゃが、先生、将来をどうお考えかは白木のお嬢さんから聞き申した。ワシの意見も聞いてはもらえぬかと思って来たんじゃよ」と一徹ゴルゴ
「はっきり言わせてもらいます。伴は、このワシが後見人になろうとて、そこらのちんけな組長ならともかく、日本一の首領の器ではありませぬ。
世に偽りのリーダーは数多とおろうが、真のリーダーは育てるものではなく、リーダーとして生まれてくるもの。ところが伴はそうではない。そのことは
生みの親である先生自身がいちばんよくご存じのはず」
「一徹っちゃんの言ってることはよく分かるんだよ。俺もあいつは非情になりきれねぇところがあると思ってる」
「梶原先生、極道の世界に関心がおありのようじゃが…」と一徹が言いかけた時であった。梶原が胸のポケットから盗聴器を取り出してテーブルに置いた。
「これ、一徹っちゃんのだろ?まずいよこんなことしちゃ。俺だからシャレで済むけどさ、岩井にも仕掛けたって話じゃない。まずいよな〜」
この一言で一徹ゴルゴは窮地に立った。事態そのものに、ではない。そんな姑息な真似をしたことが梶原ゴルゴに知れたことが一徹ゴルゴを萎縮させた。
「ま、伴と岩井の杯の話は水にして俺から詫び入れとくから、辛気臭い話はこれぐらいにしてステーキ行こうよステーキ」と食事に付き添う羽目になったのである。
梶原ゴルゴは一徹ゴルゴの先を読んでいた。既に伴ゴルゴには岩井ゴルゴとの杯の話は中止と伝えたうえで、稲原から遠い広島へ逃げる手筈を整えてやった。
伴は今頃新幹線の中である。岩井ゴルゴにも詫びの電話を入れてあった。岩井としても、伴は扱いにくい存在と考えていたらしく、明石組全体としての
戦略を練る立場に納まった以上、稲原ゴルゴと無益な波風を立てられなくなったのである。

広能ゴルゴは広島・流れ町の地味なスナックで一人グラスを傾けていた。一見、堅気の職人風情である。
伴という人間がこの火薬庫のような広島にやってくる。この男が山守につくか、自分につくか。いずれにしても荒れそうな気配である。
「広島の喧嘩いうたらトるかトられるかしかありゃせんのでぇ…」
全国一千万人の長編ゴルゴファンの熱い声援を受けて呟く広能ゴルゴであった。
0827名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/09(金) 21:25:18.85
長編ゴルゴ、復活だ!さすがに上手いわ。
誰かさんのどこからかパクってきたような切り貼りだらけの
クソ文章は読むに値せず、パクリのコピーで名文ぶってい
る滑稽さに「苦笑う」www
0828名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/09(金) 21:25:24.37
>>824
アホくさ。ほんとの男って糞しょ〜むない嫌からせなんかするかい。
男がどうのこうの言うんやったら、駄仁夫とその走狗に「嫌からせなんかをするんは、ほんとの男とは言えん!」ぐらい言わんかいや。
と、正論を説くゴルギョ
0829名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/09(金) 21:39:03.78
>>827
長編ゴルゴを読んでんの?アホちゃうか?
まぁ、蓼喰う虫も好きずき言うから、読んだれや。
わしの高尚な文章をパクりっちゅうんやったら、オリジナルの文章の出典を付けてから言うてや。
わしの文才に焼き餅を焼くな、ドアホ!
0831名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/09(金) 22:43:01.14
>>830
なんでキミが「ここの住民」は長編ゴルゴが好きだ…なんて言えるのかねぇ笑笑笑←居酒屋じゃないよ。
語るに落ちたな、駄仁夫の 走狗
0833名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/10(土) 00:02:11.48
>>832
言っても無駄だって。親の育ちと躾けが悪すぎ。でないとこんな人間にならないわ。ネグレクトもしくはそれに近い状態で大人になったんじゃない?
0835名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/10(土) 09:39:06.37
>>834
「バカ」やって。可愛いね。
0836名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/10(土) 10:37:22.50
10年前から言われとるわ。ほんまクソな文章やw




568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 22:12:59
若い時によくやった旅打ち…。またやってみようと思う。南は沖縄から北は北海道まで。

今みたいに携帯電話さえあれば、簡単にホテルを予約できるような時代じゃなかった。

いちいち、電話帳を繰って電話し、場所やアクセス方法、宿泊費等を聞いて次の旅宿を決める。結構この作業には労力がいり、神経を使ったもんだが、今じゃ携帯から様々な情報を仕入れる事もできるし、宿の予約までできる。

とても有り難い事だが、次の宿探しも旅情の一つだと思えば少し残念な気分になる…私ってわがままだなぁと思って思わず苦笑い。

執筆作業が終了する7月上旬から、まずは西へと旅打ちに出る…

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 10:49:57
↑執筆作業ですか。でも文章下手すぎじゃないですか?
0837名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/10(土) 14:48:25.06
「わしの貫目もなめられたもんや。あの話はダメになりましたから盃事はなかったことにしてくれ、
ああそうですかはいわかりました、で済む話かい」と梶原ゴルゴとの電話の後、岩井ゴルゴは苦
虫を潰したかのような形相を広能ゴルゴに向けた。
「梶原のガキ、極道の貫目や盃事をなんと思てけつかるんや。所詮トーシローがわしらの世界に
首つっこむもんやないで」
岩井の鼻息は収まらない。
サイドボードの上から『グレンファークラス1955』のボトルを取り、二つのグラスに注ぎ岩井の
前に置いた広能はグラスをなめるように啜り、舌の上でスコッチの銘品中の銘品を転がせながら
「しかし、梶原には稲原がついちょるけん、うかつに逆らえんとこじゃと」
「そうや。今は稲穂とは込み合うたないんや。昌ちゃんの前やがこんな歯がゆいことないで」
「じゃけ、これが宮地はんなら今頃すぐに戦争しちょったとこじゃ。ガンちゃんもよう辛抱しちょる
と感心するわ」
「昌ちゃんよ、菱が大きなりすぎたんや。それは稲もおんなじや。稲原も同じこと思とるわ…
あ、そや、話はちゃうが昌ちゃんとこで一人預かって欲しい男がおるんや」
「伴じゃろ。伴宙太。長編ゴルゴの筋を追ってみたら誰しもわかるけんの。明石としては火種に
なるような男は抱え込みとうないけん、ガンちゃんの立場もようわかっちょるつもりじゃ」
「それやったら話は早い。いやなガンちゃんにババなすりつけるようで気が引けるんやが、頼んど
いてこんなこと言うのもなんやけど伴を抱えてみ、考えようによったら米びつもろたようなもんや。
花形ほどではないが伴も会社の一つや二つもっとる」
ここで言葉を切って岩井ゴルゴはグラスの酒を呑み干し、
「ガンちゃんとこも山守に余計な茶々いれられてシノギが細なる一方や。そんな目に遭わされても
親分子分のケジメを貫き通すあんたは立派やと思う。思うけどや、そろそろ伸びていかなあかん
時期に来とるんや。わしは昌ちゃんに山守みたいな…すまん、あんたの親やな、言い過ぎた」
「謝らんでええですよ。ガンちゃんの気持ちは嬉しい。あがいな親をもった自分が腹立たしい時も
あるけんの。あれは人間の外道じゃ。ガンちゃん、わしの本音は山守ちゅうクソな神輿をとことん
めげてやる、ちゅうことじゃけ」
「おお、ほんだらあれか、この話引き受けてくれるか。梶原には『客分扱いなんかしなくていい、それ
こそ住み込みの若衆見習い並に、生活の基本から厳しく任侠道を伴宙太の骨身にしみるように教え
てやって欲しい』とさえ言われとる。わしも『広能やったら極道として筋をビシっと入った男ですわ。そ
れは請け合いますわ』と答えたんや」
「まあ、どこまで出来るかわかりゃせんが、若衆扱いでええなら預かるけん」
すまん、恩に着るわと岩井ゴルゴは広能ゴルゴのグラスに酒をついだ。
熱海での盗聴器の一件を梶原ゴルゴはあえて岩井の耳に入れていないことに、知らないとはいえ岩
井と広能両ゴルゴの油断と迂闊さがあった。
そんなどす黒い陰謀の渦巻く中に飛び込むかのように、伴ゴルゴは『のぞみ』177号の人となって一路
神戸を目指していたのであった。
0838名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/10(土) 21:14:51.92
>>817
日本語でok.
0840名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/11(日) 01:56:26.80
>>839
キミは余韻を残したいんだな。
0843名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/11(日) 09:32:52.50
「稲原、俺ぁ、どうにもあの梶原って男と一徹が気になってならねぇ」
熱海・稲原組の事務所の応接室のソファに腰を下ろし、ひと啜りした湯のみを置くと、腕組みをした横山ゴルゴがどこに目をやるでもなく言った。
「と、いいやすと…」若衆に部屋の外に出るよう顎で指示した稲原ゴルゴは二人きりになったのを確かめてから、少し間をおいて答えた。
「井沢と喧嘩した伴って野郎、何の咎もなしに広島へ逃がしちまったそうだ」横山ゴルゴが袂から煙草を取り出したところに、火を着けようと
延ばされた稲原の腕を、遠慮心からもどす仕草をしながら横山ゴルゴは稲原を見据えた。
「広島へ…ですか。しかしウチはあの喧嘩で井沢を破門に…」
「そうだ。ウチは井沢を破門した。喧嘩を仕掛けてきたのも、元はと言やぁ向こうが先だ。預った喧嘩の後始末としちゃ、調子が良すぎやしねぇかい?
せめて伴にだけは堅気になってもらわねぇと困ると、俺ぁそう言ったんだがな…」
「…で、梶原はなんと?」
「梶原は伴を岩井の若い者にするつもりでいたそうだ。ところが一徹に反対されて、伴を持ってく場所がなくなっちまった。それで広島へ逃がしたそうだ」
「ですが、兄貴、いくら梶原が相手でも、それじゃ稲原組のメンツが立ちやせん…」稲原ゴルゴは気色ばんだ。
「それに岩井さんだって黙っちゃいないでしょう。ウチと明石組で伴殺りゃ、梶原も一徹も懲りるんじゃありぁあせんか?」
「まあ待て。梶原と一徹が腹ん中でいってぇ何を考えてやがるのか、俺に思うところがある」横山ゴルゴはそういうと何度か咳き込んだ。
「だ、だいじょうぶですか兄貴!」
「なに、どうってこたぁねぇよ。ま、梶原と一徹のことはこの俺に任せて、お前は組をしっかり束ねてくれ。余計な心配はいらねぇよ」
横山ゴルゴだけは梶原ゴルゴと一徹ゴルゴの野望を見抜いていたのである。しかし梶原も一徹も堅気である。万が一にも稲原の手を汚すわけにはいかない。
「あのふたり相手に五寸でモノが言えるのは、もはや自分ひとり。そして自分もそう長い命ではあるまい…」。横山ゴルゴはある覚悟を決めていたのである。
「いいか稲原、広島の喧嘩にだけは関わるなよ。どんなに挑発されても構やしねぇ。なに、なんだかんだ言って明石組が打本んとこを見限るこたぁねぇ。
山守だの伴だの、どんないざこざがあろうが、広島は明石が睨みを利かせるだろうよ。広島に気をとられて明石組が関東に出てくるスキをつくる、
なんてこたぁ、間違ってもねぇようにな」
「へい。わかっておりやす。兄貴、長話は身体に障りやす。お送りしますから、今日はもう帰って休んでおくんない」
「稲原、おめぇは大きくなったなぁ…」目を細めて感慨深げに横山ゴルゴがつぶやいた。加東伝三郎ゴルゴの元での三下修業時代が昨日のことのようである。
クルマで若い者が横山ゴルゴを送る。それを見届ける稲原ゴルゴ。いつもと変わらぬ横山との別れであったが、稲原ゴルゴには不吉な胸騒ぎがあった。
「おい、丈はいるか」稲原ゴルゴは事務所に入ると、丈ゴルゴを呼び出した。
「おめぇ、当分の間、兄貴んとこで見張っててくれねぇか。何かあったらすぐ俺に知らせるんだ。いいな」
無論、横山ゴルゴには気を遣って内緒である。こうして丈ゴルゴは横山ゴルゴ邸の門の前で夜露に濡れることも雨風に打たれることも厭わず、昼夜、
まるで番犬のように見張りを続けたのである。
0845名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/11(日) 10:22:12.71
saraさん美人
0846名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/11(日) 19:50:35.37
出典を「示す」、「述べる」、「明らかにする」…
なら分かるけど、「出典をつける」って言い方は日本語としておかしいような気がしないでもないんだけど…
とカキコする小心者のスレビギナーゴルゴ
0847名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/11(日) 22:12:23.58
9年前もwww

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 15:32:55
それは後付けのひっつけた理屈。
悔しい気持ちは分かるが今回キミの負け。出直してきなさい。


17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 15:40:08
はいはい、またも出ました。アホな言い回し
「後付けのひっつけた理屈」って。
「後付けの理屈」でいいのですよ。馬鹿須雄くん。
0849名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/12(月) 01:00:52.97
暑い時には汗だくになるね。
0852名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/12(月) 06:30:17.47
>>848
だから、加須雄って誰なんだよ?
それと、アホの一つ覚えみたいに妙な語呂合わせは止めなさい。
「馬鹿須雄」って関東の人が好む言い回しだね。本当にしょ〜むな。
0853名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/12(月) 07:09:02.42
>>852
さあな。誰でもええがな。ただ加須雄と書くだけですぐに噛み付いてくるアホがおってな。
そいつが加須雄とちゃうかいな。あんさんもほどほどしとかな加須雄にされてしまいまっせ。
0856名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/12(月) 12:22:21.29
>>855
なんだよ、存在価値君じゃねぇか。
キミは、「価値」を「値打ち」に置き換えるしか脳がないね。
最近、「寒いね。」とは言わないね。
0858名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/13(火) 01:27:11.46
寒いね。
0860名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/13(火) 13:43:12.54
分かったよ、じゃあもう二度と来ないよ。それしゃあな。
また、どこかのスレッドであったらよろしくな。
本業の執筆活動に戻るよ。加須雄にはもうゴチャゴチャ言ってやるんじゃねぇよ。
長い間、人間違いされて悪かったよな、加須雄さん。
それじゃ…。
嵐山の常宿にて原稿を前にして。さよなら。
0861名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/13(火) 20:55:44.48
憤慨収まらぬまま、伴ゴルゴは車中で煽り続けたウイスキーのボトルをトランクに仕舞うと、新幹線を降り広島の地に立った。幾ら稲原組との
小競り合いのケジメとは言え、東京を離れ遠く広島まで追いやられたことが屈辱であった。しかも広能という会ったこともない男を訪ねろという梶原の
指示である。尊大な伴ゴルゴは、面識もなければ噂も聞かない広能のことを、どうせ広島のチンピラに過ぎず、自分とは格が違うと見下していたのである。
タクシーを降りると、まだ舗装されていない道路に砂塵が舞い、やがてその向こうに細い路地と、その先に構える広能の屋敷が目に入った。
よく見ると、どうやら来客があって、ちょうど帰り際らしい。客は年配の女と付き添いと思しき男である。
玄関口に角刈りの男と、棒のように突っ立った、少々風情の崩れた若者がおり、角刈りの男が盛んに若者の頭を小突いている。挨拶が済んだと見えて、
若者は踵を返した女の後を追って何歩か小走りで近づくと、「かあちゃん!」と叫んで深々と頭を下げた。連れの男の方は一見、教師風である。あの若者は教え子に違いない。
伴ゴルゴも自分のトランクを持ち直して歩を進めた。
「彼は、息子さんですか?」すれ違いざまに伴ゴルゴが女に聞いた。原爆スラムから来たのであろうか、戦争の辛苦と貧困が滲み出るような女である。
「ああ、猛ですか。はい、倅じゃが、どうにもならんトッパもんじゃけね、広能さんに面倒見てもらお言うてこの青木先生と決めたんよ。あんたも極道かね?」
「あ、いやあおれは…。そうですか…」伴ゴルゴは軽く会釈をして別れた。母親を見送った若者のところで立ち止まると、伴ゴルゴは尋ねた。
「広能って野郎の家はここか?」
若者は一瞬、ムッとした表情を見せたが、何分、今この世界に入ったばかりである。どう取り合っていいいものやら見当がつかない。
「おい倉元、ボーっとしとらんと早う帰ってこんかい!」屋敷の中から広能ゴルゴの声が聞こえた。
「へ、へい!」もう倉元ゴルゴには伴ゴルゴに構っている余裕などない。「ついてこい」と目で合図するとあわてて屋敷に戻った。
「親分、親分に用のあるっちゅう人が来とりますけん…」と言った倉元ゴルゴの身体を右の手で押しのけるようにして、伴ゴルゴはその巨体を揺すりながら敷居をまたいだ。
「御免!」伴ゴルゴは横柄な口調で言った。「何ならワレ!」居合わせた広能組の若衆たちが色めきたち、もみ合いになったが、腕力に勝る伴ゴルゴが数人を押し飛ばした
「どうしたんなら騒々しい」奥から広能ゴルゴが出てきた。(さっきの角刈り男、こいつが広能か)「ワシが伴。伴宙太じゃ」それだけ告げれば分かると、
自惚れた伴ゴルゴは一層尊大に言った。
「こんなが伴か。バカ力だけはあるようじゃの、じゃが仁義も切らんうちから敷居またいで何の真似じゃ。殺してくれ言うとるんとおんなじことでぇ!」。
「うぐ。な、なんだと…」伴ゴルゴは少しも焦りを見せない広能ゴルゴに少したじろいだ。
「じゃかましい!オドレ、あの稲原の井沢と喧嘩して東京を所払になった身でぇ!ほんとじゃったら堅気か仏のどっちかになるんがスジのとこを、
命だけは助けちゃるゆう梶原の計らいで逃がしてもろうた身じゃろうが。そうじゃったらそれらしゅうせんかい。こんなにはその倉元とふたりで、
一から始めてもらうけ、嫌ならどこへでも行きないや!」
伴ゴルゴにとって広能ゴルゴに逆らうことは、梶原ゴルゴに逆らうのと同じである。こうなったら広能ゴルゴの下で一から修業しなおすよりほかにない。
こうして、広能ゴルゴのもとで、この日またふたりの若者が、煮えたぎる釜のような広島やくざ抗争に足を踏み入れたのである。
0862名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/13(火) 22:23:43.33
長編ゴルゴ楽しみです。ほんと続けてくださいね、
と久しぶりにスレが正常化してきた喜びにひたるゴルゴ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況