984: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2017/05/23(火) 05:43:55.30

>>980
万が一生きてしまったらどうする?
例え家族がいても夫婦同時には死ねないし子が同居して嫁孫が世話してくれるとは限らない
家族に見守られながら先に死ねるとは限らないし自分が見送る側で生き残ってしまう確立は半々だ
しかも身体が弱り中途半端に病を抱えて生きてしまったらどうする?僅か数万の年金と僅かな預金では生き地獄だ

早死にしなかったら生活保護を受給すればいい?
年老いて病弱になってから車を売り払い住み慣れた自宅を売却し預金を食い潰しやっと無一文になってから申請だ
その前に病弱な年寄りの引っ越し先が見つかるかさえ疑問だろう
大家は独居老人や老夫婦であったとしても貸してくれる?駄目なら公営住宅に入れる?自分の順番はいつ回ってくるのか

仮に生活保護を受給し憲法で保障された人間の尊厳が守られる生活はできたとしても
切り詰めて切り詰めて僅かな年金と預金でなんとか生活ができたとしても
ネットとテレビがあれば問題ない?老人になり体力もなくなり病弱になり食も細りやりたいこともなくなるから金はかからない?

だが日常でも役所や銀行や郵便局に法事など所用で外出することもあるだろう
遅かれ早かれ不自由な身体で病院に定期通院しなくてはならない時も必ずくる
頃合いを見計らってぴんぴんころりで即死などできない

歳を取るにつれ次々と歯が痛くなりちょくちょく歯医者に通うことにもなるだろう
一気に全部痛くなり抜いてしまわないかぎり老人は死ぬまで歯医者に通うのが日課になる
よく老人の身体は鉛を背負っているようだとの比喩があるだろう?特別病体でなくともだ
その時雨が降っても雪が降っても灼熱の暑さでも台風でも僅かな歩速で傘をさし杖をつきバス停まで歩きひたすら来るのを待つ
そんな体力で赤信号を渡る老人達を車のワイパー越しに見かけることはないか?
考えてもみなかった?それが考えていなかった人達の老後だ

俺はそんなのは耐えられない
小銭を気にせず躊躇なくタクシーで行き来したいし帰りに和菓子のひとつでも買って帰りたい
若いときと違い脂っこいものやしつこいものは食えなくなるから毎日干物でOK?昼はカップ麺とおにぎりで問題ない?夜は宅配弁当で簡単解決?

俺は身体を労りつつも年寄りの胃袋に相応しいものを喰いたい
脂を落とすしゃぶしゃぶを喰いスタミナを付ける鰻を喰い旬の寿司ネタを摘み斤目の煮付けをつつき暑い日には天ざるを啜る
身体に優しい負担のかからない旬の食材で作った料理を喰い旬の果物を喰って季節を感じていたい
暑い日にはガリガリ君もいいがお茶屋でのんびり宇治金時を喰いたいし寒い時には温かいしるこを喰いたい

季節の変わり目に湯治がてら温泉旅行にも行ける身分でありたい
現役世代に揉まれながらごった返す風呂やよいよい歩きでバイキングの盆を取るマンモステルではなく
檜香る風呂に浸かり部屋出しの懐石料理に舌鼓をうち按摩さんに解してもらい眠りにつく優雅な時を過ごしたい
躊躇なくグリーン車を選択し躊躇なく料亭旅館を選択できる老紳士でいたい

死ぬまで貧乏な暮らしはしたくないし余って死ねたら最高だ