そもそも琉球王国を前身に持つ沖縄は日本固有の領土ではない。
形式的には現在日本が統治している形になっているが、歴史的に見れば正式には明治時代の琉球併合からのことである。
日本は北方領土でさえ何かと日本固有の領土と主張しているが、たかだか明治以降に獲得した領土にすぎない。
そもそも日本固有の領土と言えるのは、日本最古の歴史書である記紀に記されていて、そこには「日本は本州、四国、九州、淡路、佐渡、隠岐、対馬、壱岐の島から成り立っている」と明確に書かれている。
逆に言えば、この8つの島以外は日本には含まれていないということだ。
北海道はもちろんのこと種子島、屋久島以南の地域が日本でなかったのは言うまでもない。