色弱・色覚異常
色弱は絶望
小学生の頃から「これからは色弱でも差別されないから安心しろ」
「入学も就職も差別されない」って
毎年、検査するたびに言われてた
大学の電気科で勉強して、大手工場に就職
現場の薄暗くてホコリや油まみれの配線の色がさっぱりわからない
新人のうちはまだ絶望にも気づかなかったが、だんだん気づき始める
配線間違えたら計器も誤作動して工場吹っ飛ぶから
入社して1年くらいしてようやく人生詰んだことに絶望
その時点でも周囲なんて何もわかってないわな
赤と緑色ランプのオンオフも見えないんだから終わったわ
赤と緑色のランプを間違えて感電、仲間が感電死
機械の赤と緑ランプを勘違いで人生終了
スイッチ間違える時点で人生終わるから
そういうのを隠したまま現場で死亡事故を起こしてる奴もいると思う
色弱は絶望
就職したらこの意味がわかる
周囲から無責任に大丈夫だ安心しろと言われたって、必ず絶望が来るから
医療(顔色、傷、変化、おしっこの色、うんちの色)、
工場、
飲食業 (焼け具合、煮え具が合わからない)、
警備員 (駐車場の空き表示の緑or赤がわからない)
警察官(犯人の服の色、クルマの色、顔色がわからない)
すべてにおいて絶望が隠れてる
隠れてるから その他、見えないもの
鉄道の色分けされた路線図
色がわからないことにも自分で気づいていないため、自分が頭が悪い、めんどくさがり、眠たい、調子悪いとポカーンと思いながら諦める
そういうのも特に気づかず、諦めたり迷ったりして過ぎ去っていく
駐車場の満車、空きの赤と緑が区別できない
行き当たりばったりで動く
天気予報 色分けがほとんど区別できない
カラーの図
歴史、地理、教科書の色分け図がわからない
色がわからなかったんだということも、ずっと気づいていない
頭が悪い? 理解力がない?ぼんやり思って過ぎ去っていく
高速の渋滞情報
トラック運転の仕事ですら、不自由
工事なのか事故なのか、通行止めなのか、わからない
小回りで回避できない大型車は危険すぎる
オレンジの街灯が赤信号と紛らわしく、自信のなさから無意識にスピードが鈍くなる
(この事に気付くまでは、自分がドンクサイくらいの認識)
運送業、荷物の仕分けで行き先の色分けがわからない
行き先間違えてたら仕事にならない
調理 煮込み具合の色が見えなくて先輩から愛想を尽かされる
色が見えてないということにも気づかない←これが問題、危険潜伏 色弱は問題ない
色弱は差別されない
↓
教師、教授から何も問題視されないため、
集団の中で見過ごされて通過していく
ようやく就職して気づいても手遅れ
仮に自分が学生時代まで戻ってやり直すとしても
どこの業種のどんな企業でどんな色分けが潜んでいるか見当も付かない
グーグル検索したって出てこない
誰も問題視していない
ちなみに
第三色覚異常という名称
信号は普通に見える
どんな業種であろうと、専門家、一流になるのは無理じゃないか?
趣味程度の写真でも色の補正なんて無理
色がわかってないから、写真の仕上がり具合も判定不能
底辺職をやる分には、時々ヘマしながら働くしかないという感じか
大企業は配置転換などもさせてくれる(自分は過去の勉強を捨てて一から事務職やる気力は無かった)
d >>64
スマン
第三色覚異常→第二色覚異常だったかも
大事なことだが、誰にも聞かれないからすっかり忘れてしまった
数万人に一人ほどの異常ではなく、20人に一人ほどのものだったはず
赤、緑
赤、茶色
青、紺いろ
微妙な色加減の白、灰、ピンク(モノによってわからない、
黄色いスポットライト照明でわからなくなる)
いっそのこと、目が見えない方が社会から配慮されていいようにも思える
色覚は誰も気づいてくれない
自分も気づいてないままポカーンと過ごしてしまう
ほんと、絶望だなと思ったのは、2ちゃんねるにまともな色覚スレが立って議論されていない
2ちゃんねるでスレがないのは、20年前のネットのない孤独な時代と同じこと
ニュース速報では何度か突発的にスレが立ったことはある
これ見えない、あれ見えないという話題で終わり
これだけの絶望でも、長文書いてると容赦ない煽りが入ってさらに絶望
俺は紆余曲折、絶望し、もがいて迷って、絶望し手立ち上がって、
なんとか奇跡的に安泰のポジションに付けたけど
色覚でもこんな仕事してます、こんな仕事で苦労してますのスレが、この広大な2ちゃんねるにもないのがガックリ