色域範囲の表示%は変わったりしないよ。
3原色の頂点から単純計算した面積でしかないから。
lutのリマッピングに必要な測定可能輝度、測色精度自体に
センサーの差があるんだけど。
色域表示面積%は、センサー性能差を表す代用特性じゃない。

またx-riteのi1Proも一般では高級センサーという事に
なっているけど、分光式では超低価格センサーの部類。
もうダメな時代になりつつあるかもしれない。
有機、液晶パネルに合わせてセンサー、ソフトを
チョイスする時代に入って来ている。
やっぱり反射原稿とかスキャン、印刷用途とディスプレイの
マッチング目的から作ったセンサー、ソフトだから、
最新ディスプレイのキャリブレーション用途には無理してると思う。

なんでそう思ったかというと、3日前くらいに
i1profilerが1.6.7にアップデートされ
大きな変化として、やっとiMac対応(現行DCI-P3パネルのモデル用に)。
これは青色LED+黄色蛍光体での擬似白色LEDでなく
GB-R擬似白色LEDを使っている。iphone7、NECもそう。
青、緑LEDで赤色蛍光体を発色させて擬似白色を作り出すが
今までのI1profilerじゃ、i1pro、i1displaypro2どっちでも
マトモなキャリブレーション結果にならずデタラメな発色になってた。
今回ソフトである程度対応させたみたいで、
だいぶマシになったけど、やっぱりガンマカーブが微妙。
色ズレも結構残っている。

このGB-Rパネル、まあ癖が強くなんとかしようとすると
コニカミノルタCA-310、Klein のK10 -Aクラスの
出荷検査用ディスプレイアナライザーとi1以外のソフト。
Calman、lightspaceCMSが必要かもしれん。
lutもマニュアルで多少弄る必要がありそう。