>>220
>パースが強い絵は気持ち悪い変な絵になりがち
そういう意味じゃなかったけどまあそうとも言えるか?
ひとつには、描けないから3Dって人はレンズやパースに合わせて描けないだろうから
「すべてにきっちり理論上のパースがかかる」という3Dの映像に対して
正しい線を拾ったり、顔や服など自分で描く部分を同じパースで描けないので
「3Dは正しく見えるのになぞったら変」ってことになってしまうから
だから空間を意識して描くためのアタリとして使ったほうがいい
あとは3Dやパース理論の弱点だけど、現実には存在しない見え方や
映らないはずの部分の映像も「理論上はこう」と出てきてしまうので
理解していないと変な映像でも「3Dだから正しい」と参考にして気持ちの悪い絵になるしな

あと、ページ消えていたけどgainaxの消失点をあえて作らない作画解説とか
他の絵描きが言う、点じゃなく消失円で考えるとか、あえて広角と望遠を合体させるとか
日本の漫画やイラスト表現は写真や3Dのきっちりした見え方より
人が感覚的に認識する無意識の映像体験を漫画的に表現していると思うので
3Dや理論的パースだけでは表現できない部分が大きいと感じる
たとえばジョジョの見栄えのいい映像をアニメ(3D)で表現するとこうなるみたいな
https://i.imgur.com/SArE5Wm.jpg

パース理論もだけど3Dも、いろいろ分かった上で使わないと変になるよってこと