>>493

前提として、
自由曲面は、見た目から想像するような理想的な曲面ではない
円や回転体から変換した線形状は真円ではないし、球から変換した自由曲面は真球ではない
それを、真面目にNURBSに変換しているならば、「回転体に見えるけれども、回転体ではないNURBS」が出来る。これは、機械CADと連携を考えたとき、トラブルの元になるだろうね。
というか、ぶっちゃけほとんど意味が無い。
理想的な回転体や曲面から編集していったNURBSならば、曲面を再構成したりフィレットなどもやりやすいだろうけど。自由曲面から変換したNURBSなんか作って、その後NURBSの様々な編集が出来るもんかね。
そこは全くの未知数。(予想としては、バグのオンパレードになって、「そういう作業はNURBSの仕様としてサポートしません」といわれるのがオチ)

第二に、
自由曲面にしても、NURBSにしても、実際に画面上に表示する際にはポリゴンとして表示される。
この時の分割数は、ケースによって異なる可能性がある。表示線の分割数が違うと形の違いとしてはっきり出るし、面の分割数が異なると、曲面上の証明具合の違いとしてはっきり出てくる。このあたりの仕様は全く明らかになってない。

この点は、今回の機能強化に入っている、「NURBSデータの編集機能強化8」ね、曲面調整のためのオプションてやつ。
ただしこれは、言い直すと「重いから、分割数下げて」あるいは、「最初は奇麗に表示しないから、奇麗に表示したいなら分割数上げて」って意味で、機能強化じゃぁない。

本来CADからしたら、理想的には、ユーザーがそういうこと考えなくても、常に「奇麗な曲面が見えて欲しい」


なんでこんな形状をサンプルに?
技術的な意味をや背景を理解してる人がいないからだよ