◆絵描き向けモニタについて◆
1 カラーマネージメント(略:カラマネ)
 実務的には、モニタやプリンタなどの機器の違い、機種差、個体差、経年変化などをできるだけ抑え、
 同じ画像データがどの機器でもなるべく同じ色で見えるように色を管理すること。
 キャリブレーションと共に詳しくは以下を参照
http://www.eizo.co.jp/eizolibrary/color_management/improvement/
http://www.eizo.co.jp/eizolibrary/color_management/calibration/

2 作業性
 基本的には、パネルがより大きく、より高解像度なほど作業性が向上する。

3 眼の疲れ
(1) ギラツキ
  単に眩しいといった意味ではなく、パネル表面の油膜のような煌めきを指し、一部の人にとっては疲れの原因となる。
  現行機では、サムスン製PLSパネルが最良だが、最新LG製IPSもほぼ問題なし。
(2) チラツキ
  バックライトのPWM調光によるもので、一部の人にとっては疲れの原因となる。
  LEDの方がCCFLよりも原理的に不利で、CCFL機ではチラツキにより疲れたという報告がほとんどない。
  気になる場合は、DC調光か高周波数PWM調光のモニタを選ぶ。
(3) 最低輝度
  輝度を最低に設定してもまだ眩しいモニタは、疲れの原因となる。
  輝度が低すぎると、暗部の色が正確に見えなかったり、チラツキの原因となったりする。