>サーバ側のキャッシングとクライアント側のキャッシングでは意味が違うでしょう。
>メモリ技術の進化も、ネットワーク通信のオーバヘッドとは直接には無関係では?

クライアント上のキャッシュと言っても、実質APサーバ上でのキャッシュなので、
APサーバとDBサーバが統合されてしまえば、全く問題なし。
特に最近はDBサーバ上のストアドが高級言語になりつつあるから、余計ODBの
メリットが少なくなる。

CPU技術が、これからマルチチップ、マルチスレッド+仮想化進むので、
わざわざサーバ台数を増やすクライアントキャッシュの必要性はないし、
運用保守費が増加するだけと思います。

>キャッシュのチューニングってなんでしょう? キャッシュサイズの調整とかオブジェクトの
>クラスタへの配置とか?
クライアントキャッシュのサイズなどです。
確かにいろいろ最適化してくれているようだか、そのせいで実際の速度が分かりにくい。
キャッシュにないと遅いけど、突然早くなったりで動作速度が読みにくい。

ObjectStoreは、クライアントキャッシュでのスケールアウトが売りだけど、
それはRACでのスケールアウトでも達成可能。
でもこれはあくまでObjectStoreの話で、ODB一般の話ではないですね。

個人的には、SQLServer2005のようなストアドの高級言語化の方が、
ODBよりも良いと思われる。
ChacheのようなアプローチもObjectStoreよりかは良いですね。

いずれにしろ自分が良く関係する業務システムでは、ポインタ検索より
値検索の方が多いので、ODBの出番はない。