>>102
>データを移行する際、先に受注テーブルを移行させようとすると
>参照整合性違反となり、RDBMSはエラーを返す。
>必ず、商品テーブルのデータ移行後に、
>受注テーブルのデータ移行を行わなければならない。

参照元-参照先という関係は半順序だからDAG(非循環有向グラフ)で表現できる
このDAGをトポロジカルソートすれば、
参照整合性違反にならないテーブルの移行順序を機械的に導出できる
これはグラフ・アルゴリズムの初歩的な応用だ(makeコマンドを知っていれば合点がつくと思う)

>仮受注のデータも受注テーブルで管理しようとしても、
>商品テーブルにない商品番号のデータは追加できない。
>このような業務処理は実行できなくなってしまう。

これは業務分析なりDB設計のミス
もし業務ルールにおいて受注より(時系列上で)先行して受注が発生する可能性があるなら、
受注テーブルに商品番号カラムを設けてはならない
代わりに受注番号カラムと商品番号カラムを持つ受注.商品.対応テーブルを追加し、
両カラムのペアにはユニーク制約を、各カラムには参照整合性制約を設定する

この設計は、できれば業務分析時に判断してあらかじめDB設計に盛り込むのがベストであるし、
あるいは分析漏れがあったのならば(分析ミスを認めて)バグを作り込んだDBの再設計に立ち返るべき
こうした上流工程での間違いを正さずに下流工程のアプリ側で整合性検査処理を組ませるからバグが多発する
いいかえると、上流でのミスを下流の小手先で誤摩化そうとする傲慢さがプロジェクト炎上の原因になる

システム設計の基礎である初歩的なアルゴリズムの知識が無く、DB設計の基本や品質保証の定石も知らず、
これでもNTTデータ様のITスペシャリストを名乗れている(>>107)という現実に驚かされる
そして、これほど無能な自称スペシャリストに記事を書かせたITproの見識にも、疑いをいだかざるをえない