ORACLEは、条項にないことを質問すると100%「ダメ!」って言う。
しょせん、問合せ窓口担当者は、契約・ライセンス条項と前例・FAQに
したがって回答するだけで、そこから逸脱する権限はない。
だからダメとしか言わない。
でも、黙って使うことはできるし、ORACLE代理店に聞くとOKだったりする。

例えば、システム移行で現・新システムが並行稼働する時に
「並行期間中は期間限定ライセンスを買わないとダメなのか」と
問い合わせると、100%「買え」って言われる。
でも代理店に「まあしょうがないですね。いいですよ」とか、
「移行期間は『開発中』なんだから、開発者ライセンスでOK」と言ってくれる。
ある意味、ORACLEに問い合わせるだけ無駄だったりする。

だから、コンプライアンスを大事にしたいのなら、ルールを守ればよい。
目的を「教育・研修」ではなく、「開発」とすればよい。
新人にORACLEの使い方を教えた後、最後になにか例題を与えて「開発」させ、
「開発期間」が終了したら、作ったものを廃棄してアンインストールすればよい。
これで違反にならない。
なお、机上研修だと開発にならないからダメだよ。