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トップシェアすら大苦戦するカメラ市場に明日はあるのか

トップシェアのキヤノンは、販売台数が98.7%とわずかな前年割れで踏みとどまった。
しかし、販売金額で88.6%と2桁割れを喫している。

さらに深刻なのはニコンだ。
販売台数が85.0%と大幅な前年割れに苦しんでいる上、販売金額に至っては71.5%と3割減の水準。

一方、オリンパスはニコンと同様、台数・金額ともに大幅な前年割れ。

富士フイルムは、デジタル版チェキ「instax SQUARE」シリーズが好調で、売り上げを押し上げた。
販売台数は、上位5社中唯一前年比増を記録。販売金額は、前年並みで踏ん張った。

トップシェアのキヤノンですら大きな前年割れに苦しんでいる状況で、
カメラ市場全体の回復も見通しは不透明だ。

このまま行けば、撮影機材の主流は完全にスマホが奪い、
カメラはニッチな製品という位置づけに追いやられてしまう恐れがある。