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http://kaeruk.ddo.jp/camera/LR-RawTherapee-web.jpg
分かり易いように、比較画像に編集しました。

使用したカメラは、2絞り(400%)オーバーまで、直線性を保ったままデーターの記録できるカメラで、
400%以上はニースロープになります。

直線性を保っているので、オーバー相当の減感をすれば元に戻ることになります。が、これは基本的な理屈の話で、
出来の悪いカメラだと、センサー表面や暗箱内の反射が多くてフレアーとなり、そのままでは黒浮きして
元の画像のように戻りません。

どうもRawTherapeeは、RAWデーターから切り出す階調の幅が固定されている上、その幅も狭いようだ。

だから白飛びしやすい上に、ハイライト付近の色相が回ってしまうんだろうね。

コンパクトカメラのRAWでも、非直線ですが200〜300%程度のオーバレンジを持っていますが、RawTherapeeは、
そのレンジすら取り出すことが出来ないです。

RawTherapeeは、RAWデーターから切り出す階調の幅が固定されているので、結局、JPEGやTIFFのRGBデーターの
階調の固定された画像を編集しているのと同等で、これではRAW現像ソフトとは言えないように思います。