「その場で色味を調整しておかないと、桜本来の色を忘れてしまいます。」と別所さん。その場の光との相対的な感覚で調整しますが、この時はホワイトバランスをマゼンタ寄りに(右と下に2目盛りずつ)調整しています。

そのままでも幻想的な写真になるのですが、編集ソフトAdobeのPhotoshop Lightroomを使って、白飛びしないようハイライトを抑制したり、どうしても暗い全体を明るくするために露光量を+1前後で調整したり、黒い影を低減するためにシャドウを+85に調整すると、
より桜色が際立ち、鮮やかになります。さらに、「円形フィルター」機能を使ってトンネル部の暗さを修正すると、より華やかに仕上がります。