もうお葬式状態だな

ソニーは、ミラーレスカメラ「α7 III」(ILCE-7M3)を3月23日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格はボディ単体が税別23万円前後、FE 28-70mm F3.5-5.6 OSSの付属するレンズキットが25万円前後。

感度域は常用ISO100〜51200、拡張で50〜204800としている。同社測定では低感度域で約15段分のダイナミックレンジを持つという。16bit画像処理、14bit RAW出力に対応。

シャッタースピード5段分の効果を持つボディ内5軸手ブレ補正機構も備える。

AFポイントは像面位相差AFが693点、コントラストAFが425点。画面内の93%を像面位相差AFでカバーした。AF-Sの低輝度限界は-3EV。
動体追従性能と低照度時のAF速度は、それぞれα7 II比で最大2倍としている。α9に搭載されている動体予測アルゴリズムの最適化を盛り込んだ。

瞳AFはAF-Cモードの追従に対応。検出精度を大幅向上し、顔が小さい場合やうつ向き顔でも瞳を検出するという。

電子シャッターを用いたサイレント撮影のほかに、メカシャッターでも最高10コマ/秒の連写(Hi+)が可能になった。


α9と同様、画素加算のない全画素読み出しで4K動画記録が可能。α7R IIIと同じくHLG(Hybrid Log-Gamma)、S-Log3も搭載している。そのほかProxy動画の同時記録など、α7R IIIに準じて動画機能が拡充されている。

外形寸法は約126.9×95.6×62.7mmでα7R IIIと同じ。本体のみの重量は約565g。