綺麗な、華やかな被写体にカメラを向けるのは別にいいんだが、それは被写体自体の魅力であって写し手関係ないんだよね。
しかも定点ならよっぽど失敗しなきゃ誰が撮っても綺麗に撮れるし、多少失敗しようが被写体綺麗だよねーで終わり。
一方でグンソーの写真が評価されているのは被写体と背景、主題副題をどう撮れば人を魅了するのか熟知している点だと思う。
ディズニーおじさんならまず撮らないような被写体でもグンソーが撮れば写真作品として仕上がるし、何かを見下さなくとも写真単体で勝負できる。
ディズニーおじさんの写真は他の誰かが撮っても同じ絵になる使い捨てに過ぎないが、グンソーは彼独特の世界観すら感じる。

花火だあディズニーだあウミガメだあのノリで撮影されたおじさんの1000枚よりグンソーの1枚が見たい。