乱暴な言い方をすれば、センサーは大きければ大きいほどいい。
ニコンにしてもキヤノンにしても、フィルムからデジタルへの移行期には、背に腹は代えられないから最初にAPS-Cセンサーを使い、それを次第にフルサイズにシフトさせてきた。
四半世紀以上前に一眼レフをスタートさせたときと同じライカサイズに今なおこだわり続けているのだ。
フィルムには中判や大判もあるし、逆にライカサイズを半分にしたハーフサイズなどもあるが、ライカサイズ至上主義は当面続ける方針のようだ。

 ライカサイズよりも大きなセンサーは、どんなによいものであってもまだ高価だしこなれていない。
小さなセンサーはコスト的には有利でも物理的に不利だ。
いろんな意味でフルサイズセンサーは現時点でバランスがいいと言える。