2018年 10月 10日【ソニーは積層型CMOSセンサー搭載のAPS-Cミラーレスを出すか?】


現時点ではソニーだけが、積層型CMOSイメージセンサー(Exmor RS)を製品化している。
そして、そのセンサーを搭載したCyber-Shot RX10シリーズおよびRX100シリーズ、さらにはα9を製品化している。
しかし、なぜなのかはわからないが、Exmor RSシリーズをAPS-Cサイズのカメラには搭載してこなかった。
Exmor RSは裏面照射型CMOSイメージセンサー(Exmor R)にDRAM(メモリー)を積層したもので、レンズ一体型カメラでは高速連写に威力を発揮している。
レンズ交換式デジタルカメラ(ミラーレスカメラ)のα9では高速連写に加えて、EVFのブラックアウトフリー、ローリングシャッター歪みの低減にも役立っている。
だから、なぜソニーがAPS-CのミラーレスカメラにExmor RSを採用しないのか理由は不明だが、おそらく戦略的な理由だろう。

つまり、いちばんいいタイミングでExmor RS搭載のAPS-Cサイズミラーレスカメラ(おそらくα7000)を発表、発売することを計画してるのだろう。
APS-Cのミラーレスカメラはα6500で止まっているが、そのつぎに来る機種はおそらくExmor RS搭載のモデルだろう。
そうなると、α9なみの電子シャッターで毎秒20コマ連写、ブラックアウトフリー、低ローリングシャッター歪みを特長とするハイエンドAPS-Cミラーレスカメラになるだろう。

ソニーの戦略は低価格でシェアを取るのではなく、高価格ながら高性能のカメラをつぎつぎと出して行くものだ。
結果としては、型落ちのモデルの価格が下がり、売れるようになる。
その代表的な例がα6000で3世代も前のAPS-Cミラーレスカメラであるが、いまなお売れている。
もし、ソニーがExmor RSの高級APS-Cミラーレスカメラを出すと、α6500やα6300の価格が下がって、売れるようになるだろう。


https://hinden563.exblog.jp/


マイクロ益々売れなくなるな。。。