SONYを家電屋のカメラと言うが、誤りという認識のない世代が増えてる。
カメラ本体やレンズはかって一世風靡した名門MINOLTAのDNA。
30年以上前に世界初のオートファーカスの一眼レフ機を発売した。ロッコールはプロアマから絶賛された。
たしか篠山紀信も愛用していたと思う。
プロ御用達の露出計やカラーメーターも作っていた。Nikon・Canon・MINOLTAは御三家だった。
その後KONICAに吸収されコニカミノルタとなる。その後カメラ部門が解体され部分的に身売り、
カメラ部門をSONYが吸収、露出計・カラーメーターをケンコーが吸収した。
思うに、SONYのデジタルやセンサー技術+MINOLTAのカメラやレンズのノウハウ+フィルム作りのコニカの色彩、
NikonとFUJIFILMが混ざってそこに高度なデジタル技術が合わさったような企業だ。
しかも、経営には当面すきがなく、安心感がある。
Panasonicは新参だけどLeicaと組みマウントの共通化戦略は凄い、弱点を補完してる
Nikonの取り柄って何だろう? 
神話のようなブランド力、つまり、過酷な自然環境、戦場、宇宙、激しい動きのスポーツや報道、絶対に故障のないシャッターなどのメカ、
プロの信頼に応える物つくり、これらの一点しか残っていない。レンズは各社大差ないよ。顕微鏡で比較したって無意味だ。
アマチュアに縁のない極限の頑強さを見失うと、存在価値を失う。