ソニー過去最高益でも株価はなぜ下がり続けるのか?

事業セグメントを見てみると、ウカウカしていられない要素がたくさんあります。
例えば金融分野は、ソニー生命の特別勘定における運用損益の悪化が響き、
前年同期に比べて56%減の2097億円の大幅減収となりました。
それから、15年度から3年連続の赤字が続いているモバイルコミュニケーション
分野は、かなり深刻な状態が続いています。売上高は、日本、欧州、東アジアに
おけるスマートフォンの販売台数の減少の影響を受けて、前年同期に比べて
37%減の1372億円、営業損失は155億円の赤字となりました。