ソニー、CMOS画像センサー生産「まだ足らない」−新工場稼働でも

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-12-23/Q2QK5EDWRGG001

作り切れない需要、年末年始も24時間フル稼働−5Gスマホ向け
長期的には自動運転や遠隔医療向け需要も、関西で初の設計開発拠点

ソニー常務で半導体子会社社長の清水照士氏は、主力製品のCMOS
イメージセンサーの生産について、2021年4月以降に長崎県の新工場を稼働するなど
「これだけ投資してキャパを作っても、まだ足らないかもしれない」と述べた。

清水氏は20日のインタビューで、次世代通信規格(5G)対応の
スマートフォン向け中心に「作り切れないくらい需要があり、顧客に謝りながらやっている」と説明。
1年前と同様、年末年始も24時間体制のフル稼働で臨むことを明らかにした。

ソニーは10月、半導体事業の好調で、2020年3月期の営業利益見通しを8400億円
(従来8100億円)に上方修正した。CMOSセンサー向けの設備投資は、
21年3月期までの3年間で7000億円とする計画を数百億円上積みする可能性を示している。(中略)
ソニーは23日、同社として関西で初の設計開発拠点を20年4月に設置すると発表した。

ソニーの18年のCMOSセンサーの世界シェアは51%でトップ。
ソニーは、26年3月期でシェア60%を目標としている。

https://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1226/107/sony_o.jpg