ソニーは2008年の段階で
テレセントリック性能は重要ではなくなると考えていた。

流れを変えるか「裏面照射型」
https://dc.watch.impress.co.jp/cda/trend/2008/08/07/8986.html

開口率が大きく向上することから、高感度時の画質向上が著しいと考えられるが、
実際、ソニーの発表では試作センサーにおいてS/N比が8dBも向上したという。

さらに斜めからの光を邪魔する配線が存在しないため、
光の射入角が浅くなることでフォトダイオードに光が届かなくなる問題も解決できる。

これではオリンパスが一貫して主張してきた、
テレセントリックについての優位性が薄れる印象を与えかねないだろう。

しかし、裏面照射型センサーやローパスフィルタレス化といった
将来の技術像を考えると、フォーサーズ規格が決まった当時ほどには、
光学的なテレセントリック性能は重要ではなくなると考えられる。