0089名無CCDさん@画素いっぱい
2021/03/04(木) 05:51:09.50ID:UMzQc/0T0ヘリコプターがホテルを出発して、30分ほど流氷の上を飛びます。するとアザラシの群がこのように見えてきます。なんどか旋回して、着氷に向いた氷を探して、ヘリは着氷します。氷の上を少し歩くと、アザラシの赤ちゃんが出迎えてくれます。シーズンの前半、2月中は小さな赤ちゃんで、とても赤ちゃんらしく、お母さんと間違えて寄ってきてくれます。
そして3月になると、赤ちゃんはどんどん大きくなって、ゴマちゃんらしくなっていきます。この大きな赤ちゃんを希望する方も多いのですが、天候は3月になるほど悪化することが多く、リスクは高まります。
赤ちゃんにはこちらが身を低くしているとかなり近づけます。特に小さな赤ちゃんは、人間とお母さんの区別がまだあまりついていなく、寄ってきて匂いをかいで確かめにきてくれます。
大きくなった赤ちゃんは近寄ってきてくれることはなくなりますが、太りすぎて動くのがおっくうなので、じっとしていることが多く、比較的容易に触ることが可能になります。触ることは禁止されてはいません。「触るな」といってもこの赤ちゃんを見たら絶対触るからです。その代わり持ち上げて移動させることは条例で禁止されています。