クラシック風一眼レフDfがコケた最大の理由はニコン独自の『追針式露出計』を省略したために多くのコアファンユーザーがガッカリ落胆しDfを買う気を無くしたからだ
操作がデジタル(単なるアップダウンだけ)ならば表示もデジタルでよいが
操作がアナログ(回転角度 回転位置に意味がある)ならば表示もアナログでないと使いにくい
操作がアナログなのに表示がデジタルなどという中途半端でふざけたシステムのDfは無能の産物だ
・Nikomart EL
・Nikon EL2
・Nikon FE
・Nikon FE2
・Nikon FM3A
これら歴代5機種に渡って脈々と受け継がれ どの時代でも必ず1機種あった『ニコンタイプ追伸式露出計』だったがデジタル時代になって途絶えてしまった
Dfが発売されると聞いてニコンのコアファンユーザーはボディー外部アナログ操作のみならずボディー内部アナログ表示『FM3Aタイプ追伸式露出計』が復活すると大きな期待を持ったが期待は裏切られた これはニコンの商品戦略上の大失敗だった
Dfは光学式ファインダーだったから機械式メーターの組み込みが必要で過去と同じ部品(電磁コイル駆動メーター指針orステッピングモーター駆動メーター指針)が入手調達できず実現が困難だったがしかし一方で背面液晶モニターにはスマートウォッチや乗り物のグラスコックピットのようにソフトウェア的にアナログメーターを再現し表示できたはずだがしなかった責任者は無能であった
カメラボディー内にはもともと露出演算回路を内蔵しているのだから表示プログラムを見直し『FM3Aタイプ追伸式露出計』をシミュレートし再現したスキンを追加するだけで実現できる
もしかしたらDfは現状のままファームウェアのアップデートだけで『FM3Aタイプ追伸式露出計』を実現できるかも知れないほど簡単な変更だが改良しない関係者は無能の極みだ
【続く】1/3