オマーン戦を見直した、

         ↑ ←大迫→ ↑
        齋藤      本田
         ↓   ↑   ↓
     ↑      清武     ↑
     SB      ↓山口   SB
     ↓    永木       ↓

          CB   CB


システムは4-2-3-1からハリルが本当にやりたい4-3△-3へと移行。
そして機能的には4-3△-3というよりは4-5-1BOXとでも言うべきタスク配分、以下解説を。

中央低めに両ボランチと清武で小さい△を形成、ここまでは4-3△-3と同じ。
(ちなみにボランチは横の関係ではなく斜めの関係になっている)

サイドはWGというよりはIH的なタスク(=「ボランチの手前のスペース」に中に絞って降りてくるを繰り返す)なSH。

そしてこの時にボランチの片方と清武とSHの3人で「2つめの小さい△」を形成。
前述の両ボランチと清武との中央での小さい△と合わせて中盤に2つの△が形成される。

2つの小さい△の形成と共に、齋藤と本田の両SHが、「ボランチの手前のスペース」に中に絞って降りてくること
によって生まれたサイドのスペースにはSBが上がって来る構造
お手本通りの「複数選択肢」の戦術で、相手は日本側の攻撃を絞りにくいシステム。