>>129
いや、だからそういう攻撃と守備で考え方を分けるのが間違っているんだって
現代サッカーにおけるプレッシングでは
攻撃力があるという事は即ち、敵としてはなるべく高い位置でボールを持たせたくないという事
ボールを持たせないためにはマークにつくという事以外にも
敵としては守備に多く参加させて攻撃にまで手が回らないようにしたい訳
だから香川にしろ両ウイングにしろトップにしろ前線に残られている方が厄介
すると日本としてはなるべく攻撃陣を高い位置に留まらせたいから
プレッシングを機能させるためにはDFラインをより高い位置に押し上げないといけない
けどここで前線が自分より前にあるボールに突っ込んでいくと前後のライン間が拡がる
ここで一本縦パスを通されてしまうとDFラインが下げられ、中盤が開き、前線が戻らないといけなくなるから
高い位置が保てず守備のリスクが増える上に攻撃時にはシュートに至るまで時間がかかる
攻撃力が下がるとそれもまた守備のリスク増につながる
トルシエがフラット3をやっていた頃、口酸っぱくラインを上げろと言っていたのも
ラインを下げる事は前線がプレッシングのやり方を理解していないと逆にリスクが増えるから
リトリートで守りたいならばプレッシングなんて捨てた方がいいよ