日本人は筋トレで体を重くし膝を壊したり、可動域を狭めてしまうケースが多い。
ただし全てのスポーツは的確な筋トレ、体幹トレを必要としている。
ここで推奨したいのは、「初動負荷理論」だ。


 初動負荷理論――簡単に言えば、人間の動作は最初にだけ負荷をかけ、筋肉をバネのよ
うに働かせるのが効果的という理論をいう。その逆が終動負荷理論。動作の最初から最後
まで負荷をかけるゴムチューブを使ってのトレーニングなどが、その代表例である。
 なぜ初動負荷理論が是で終動負荷理論は非であるのか。
 前者に比べ、後者は著しく血圧が上がる。血圧が上がれば心臓などの循環器によけいな
負荷をかけることになり、乳酸が蓄積されて体に疲労が残るというのである。加えて終動
負荷のトレーニングは初動負荷に比べ、筋肉を硬化させる。やわらかい筋肉が瞬発力を生
み出すことはあっても、その逆はない。

イチロー
https://youtu.be/P8vW45Q7cwA

アジアの疾風 伊東浩司
https://youtu.be/vVbw9tu9z7c 5:34~ 初動負荷トレ関連
(2017年現在伊東の記録は破られていない。)

参考:
小山裕史『希望のトレーニング 彼らは初動負荷トレーニングで何を見つけたのか』講談社
https://itun.es/jp/wvUH2.l