なかなか興味深い試合だった。戦術的にもね。

小林トップ。今までと全く違うタイプ。両サイド共々積極的に裏を狙う。(プランA)
その結果バイタルにおいしいスペースができて大島の展開が生き始める。(プランB)
大島アウトで展開力が消失。ドッグファイトに持ち込む。
積極的に裏を狙っていた両サイドFWが疲弊し交代。しかし中国のDFも同様に疲弊。
フィジカルファイトに強い川又をそこへ突っ込んで高い位置でファイトさせる(プランC)

ハリル的にはプランBで決めたかった。リッピはプランCまで対応できるリソースは持っていなかった。

勝負の最大のポイントは、川又と小林のツートップからすぐに川又ワントップにしたところ。
北朝鮮戦でのようにセンターでリスクを犯して勝負しようとしたが、
リッピが予測していたのが解ったので、それを警戒してセンター体力勝負集中に変更した。