何故日本の場合4バックは無理なのか
結論からいうと日本の場合4バックというのは名称だけだから
これが他の国なら4バックとして機能するし4バックと呼べる
モウリーニョの4バックが成立するのもレスター型が成立するのも本当の4バックだから
これを日本に当てはめるのは見当違い
日本の自称4バックは一昔前のスイーパーシステムとストッパーが付いたアルファベットのWの形のシステム
1人の時もあれば2人の時もあるが形は同じだ
そのストッパーの位置がアンカーやボランチがやってるわけ
4バックと日本は言っているがその機能性は4バックではない
中央の位置をボランチだけで守備をしスイーパーの2人はボランチが抜かれてから対応する
囲まなければならないはずが1対1の守備をボランチに任せるという個の守備を自ら選択しているわけだ
さらにボランチ(ストッパー)がかわされた時日本の守備は守備の手段を失う
この時点で人数が居ないので囲むという意識がなくなる
いや正確に言うとボランチに任せた時点でその意識は無い
だからCBは守備のタイミングを失い気がつけばただ下がってゴール前に居るだけ
周りへの指示もなくその指示さえカッコつけに過ぎない
セリフにすればこうだ
『僕達は裏の対応をしますのでボール持っている相手に当たって下さい』
ディフェンスラインが縦に裂けスペースを作ってしまっている事も知らず自分達はカバーリングしている気で居る
そんなサッカーをしているなら最初っからWスイーパーシステムと呼ぶべきだろう
完全に引きこもってる配置なのに前から取るのは効率が悪過ぎるしいったい何をしたいのか