香川真司がスペースの支配者に。日本支えた影のMVP、地味ながら不可欠な戦術的役割
元ソース: https://www.footballchannel.jp/2018/06/25/post277539/

【要約】目立たないながらもチームの攻守における流れを作っていた。

セネガルの中盤のインテンシティが高いのは試合前からわかっていたことだが、
香川は中盤のディフェンスとディフェンスの間でもボールを触っていた。
そこで相手のプレッシャーを吸収して原口、あるいは乾が使うためのスペースを供給し、
サイドに展開されれば自分が中央に入り込んでいくという形だ。 

「相手がそこまでマークの受け渡しができていなかったので、僕があまり
(乾に)寄らずにそのスペースを空けるということを言っていましたし、
そのほうがチームとして流れが上手くできていたので。だからこそ僕が少し
下りてスペースを空けるのを意識してやっていました」

「相手が結構きていたんで、ちょっと僕が下りて(相手の中盤が)食いつくなら
その分スペースが空きますし、もう1回ボールを受けてリズムを作れるというのもあった。
バイタルエリアのスペースをどう使うかというのは、乾も中に入ってプレーできる
選手だし、そこを上手く使わせる動きが必要になってくる」

攻撃の潤滑油として機能するだけでなく、ディフェンスでも高い位置のプレスから
自陣でのスペースを埋める動きまで、目立たないながら効果的な働きをしていた。
今回は72分に本田と交代し、その本田が値千金の同点ゴールを決める形でヒーローと
なったが、香川の存在なくしてスタートから戦術面を機能させることは難しかった

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警戒される香川、警戒されない本田の違いやな