大迫勇也
「危機感はもちろんある。このままじゃダメというのはみんなが思っている。」 (ハリル解任前)
「(ハリルの)指示通りの縦に速い攻撃だけじゃ無理。1本の長いパスだけで点は取れない」

山口蛍
「サイドにずっと蹴れ、蹴れ、蹴れと言っていたけど、そんなに全部蹴れない。後半の早い段階からずっと言っていたけど、蹴っちゃうとサコ頼りになってしまう。毎回毎回サコも勝てるわけじゃない。そうなると厳しくなってくる」

乾貴士「西野さんが日本人の良さを引き出せるようにと言ってくれていた。
それは日本人の選手にとってうれしいこと。
(ハリル前監督とは違い)分かってくれる人が(監督に)なったっていうのは重要なことだと思います。
協会はすごく難しい判断だったと思いますし、勇気がすごくいることだったと思うので。
次は自分たちが応えなければいけないというふうに思っています」

酒井高徳「『本当にこれが日本代表なのか?』と思われるような試合内容になってしまうのは、
もちろん選手のクオリティーもありますけれど、戦術が浸透していない証拠だと思うんです。」
「昨年11月の2試合(ブラジル、ベルギー戦)、そして前回のヨーロッパでの2試合(マリ、ウクライナ戦)の計4試合で『このままでは痛い目に遭う』と感じていました」

森岡亮太
――代表の合宿や試合で、チームの自信のなさを感じましたか?
「うまくいっていないから自信が生まれなかったというのは、あったと思います。
特にW杯が迫ってきているというプレッシャーがある中で、この時期にウクライナ、マリ相手にあの内容でしかできないということで、自信が生まれなかった。
「このままで大丈夫なのか」という……。
それは天秤のような感じです。自信がないから、そういう気持ちが上がってくる。
自信があれば出てこない。」

昌子源
――監督は相手を分析して指示を出しているのではないか?
「それはちょっと答えづらい。逆にみなさんどう思いました? 出しているように見えたのか。」

飯尾篤史(解任反対のライター)
重用されていた選手からも「付いていけない」「練習に中身がない」「戦術がない」という声も上がっており、
背信を犯したコーチもいたというから、崩壊に近い状態だったのだろう。