アフリカ勢の弱点は見抜いている。日本代表MF本田圭佑(パチューカ)は10年南アフリカW杯のカメルーン戦(1-0)、14年ブラジルW杯のコートジボワール戦(1-2)と、2大会連続でアフリカ勢からゴールを奪っている。


対アフリカ勢3戦連発の期待が懸かる24日のセネガル戦(エカテリンブルク)に向け、「自分の中ではいくつか弱点を見つけている」と不敵に言った。

「そこをどう突けるか。徐々に選手とも共有し始めているし、僕自身が突ける部分もある。そこを意識したい」。日本人初のW杯3大会連続ゴールへ、「普通のことだと思うけど、向こうの強みを理解したうえで、弱点が存在することに目を向けている」と冷静だ。

 クロスに対するディフェンスでボールウォッチャーになったり、集中が切れたりする時間帯があることがアフリカ勢の弱点なのか。
報道陣の質問に「あれだけじゃないけど、あれは一つ」と明言。「アフリカ勢のほとんどのチームが解決できていない弱点の一つ」と、狙いどころであることを認めた。

「(パスを)供給する側の役割もある。自分が供給する側か、供給される側か分からないけど、出す側なら(動き出す選手を)見てあげたいし、
出す選手に対しては『俺をちゃんと見ろ』ということを伝えたい」。“アフリカキラー”が3大会連続ゴールを決めたとき、日本の決勝トーナメント進出も大きく近づいてくる。