賛否両論ある西野采配、ポイントを大きくまとめると、

・主力を温存して宇佐美などの格下を起用した可否
・コロンビアに他力本願して、自力突破を捨てたこと

この2点目の議論が生じた原因は、
西野監督が次戦を勝つために考えた結果の主力の温存という賭けに起因する。

アジア人以上に猛暑に苦しむ白人ポーランド相手に主力を出していれば、
日本が1位突破して相手が弱い右の山も十分望めたはずだし、
他力本願で戦いを放棄する必要もなかっただろう。
ただし、主力のコンディションが猛暑で落ちた可能性は十分にある。

温存した主力で次戦を勝てば、西野監督は文句なく智将として永遠に語られる。

逆に敗北すれば、少し替えたとしても、なぜポーランド戦に主力を出して
1位通過を目指さなかったか?

ベスト16止まりなら、主力温存策を使わずとも正々堂々の戦いで実現できたのに、
世界中から非難を受ける愚策を無駄にとった恥将という事になる。

勝負師の評価は結果次第、次の大一番がますます楽しみになった。