サッカー日本代表は世界に目を向け大きく前進した。では日本の野球は?/石田雄太の閃球眼
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180718-00000010-baseballo-base

25年前、日本サッカー界はJリーグを立ち上げ、その3年後にJリーグ百年構想を提唱し、
推進してきた。今や日本サッカーはワールドカップに出場することが当たり前になり、
日本代表のメンバーが世界中でプレーすることも普通になった。

翻って今、日本の野球は前へ進んでいるのだろうか。突出した才能を持った日本人が
メジャーへプレーの場を移してはいるものの、せっかく劇的に前へ進んだ時代があったのに、
ここのところ、停滞していると感じるのはなぜなのだろう。

今の日本シリーズに、子どもが野球をやりたくなるほどの力があるのだろうか。
世界ではなく、国内に目が向いている最近のプロ野球を思うと、どうにも不安でたまらなくなる。

文=石田雄太