たった30分の準備で完全攻略。カタールが仕掛けた「日本代表対策」の全ぼう
https://www.footballchannel.jp/2019/02/02/post307915/

カタールは4バックと3バックの2つのフォーメーションを
使いこなすチームだが、この日、主力組は3バックでしか
プレーしていない。つまり、事前のスカウティングで
「日本代表には3バックが有効」との分析が済んでいたということだ。

攻撃面ではフォーメーションのギャップを利用することだ。
カタールが3バックにすることでフォーメーションの
噛み合わせが悪くなり、浮いている(誰もマークについていない
フリーに見える)選手が出てくる。

この浮いている選手にいかにボールを入れるか、
そして浮いた状態をいかに保つか。コーチ陣の
身振り手振りから察するに、恐らくそこを指示していたのだろう。

試合ではどうだったか。カタールは11番アクラム・アフィフが
キーマンになっていた。彼が日本のボランチの背後をとることで、
フリーでボールを受け、日本を撹乱していた。

戦術面ではカタールのシミュレーション通りに試合が進んで
いたことになる。たった30分で日本は完全攻略されてしまった