https://www.nikkansports.com/soccer/column/writers/news/201712230000365.html
>選挙に向けた臨時評議員会(11月25日、JFAハウス)で、岡田副会長が、その経緯などを評議員に説明した。
>「当該者でない者も含めた選挙活動により、関係者や職員の間に分裂が起こったり、選挙活動中の業務が滞ったりするなどの弊害もあったように思う」の一文が入り、
>「ワイズマンによる間接選挙を私は推奨する」と締めている。
>「関係者、職員の分裂」。
>これは選挙の過程だけでなく、新体制がスタートしてからも継続した。
>まず対抗馬だった当時の原博実専務理事は平理事になり、結局、辞職した。
>原系と思われた職員も辞職したり、要職から外れている。
>新体制の考えに沿った選手の育成や代表強化を進めるためのやむを得ない選択と言えば、それまで。
>しかし見方を変えれば「粛清」とも取れる。
>会長選に出馬する人は、当然、だれもが日本のサッカーを進化させることを第1目標に掲げる。
>方向性が同じでも、やり方や進め方が違えば、派閥ができる。
>権力を持つ人間に、反対勢力を抑えたい気持ちが生まれるのは自然な流れかもしれない。
>岡田副会長の私案は、それをも考慮してのものだろう。
>これは、サッカー界だけの話ではないような気がする。【盧載鎭】