>>161
S級ライセンスに関しては、日本サッカー界では、最上級のサッカーに関する知識を学ぶ場であり、
ライセンス制度が出来たことで、野球界にたくさんいる上下関係や体罰に精神論を優先するが
サッカーのスキルが怪しい指導者は追放されており、日本人指導者のレベルが上がってきたのは間違いないと思います。
Jリーグでも外国人監督よりも日本人監督が結果を出してきているんですが・・・

やはり、ヨーロッパの世界トップレベルの監督と比較するとS級ライセンスに改革の必要性があるのは明白。

【日本サッカー界の問題点】
1 Jリーグの監督は40代以上ばっかりで高齢化が進んでいる
2 日本を代表する監督が育っていない
3 UEFA加盟国では監督の若返りが進行している(30代がゴロゴロいる、中には20代も・・・)
4 W杯で上位の国は自国監督である(過去の優勝国は全て・・・)

日本のサッカー監督の平均年齢は高すぎると思っています。
JFAの監督は固定循環を繰り返すか、もしくは外国から監督を招聘するのか、
どちらかがメインになってしまっているのが現状です。こんなんでは世界に勝てるわけありません。

欧米・南米の国々では、選手の育成以上に、監督・コーチ=リーダー養成に力を注いでいて
ユリアン・ナーゲルスマン監督みたいな型破りな指導者が誕生しやすい風土にしています。
また、W杯の歴史を見てみると、過去20大会におけるすべての優勝国の監督は「自国出身」であるという事実があります。
他国出身の監督がW杯で優勝をした例は一度もありません。

日本のサッカー指導者が高齢化している原因としてはサッカー界に限らず、日本社会では「長い下積みで基礎をたたき込む」
「見習い」が美徳とされる傾向があります。だがしかし、世界は違います。
欧州だけでなくアメリカ・中国・韓国でも「下積み」の時間は「時間の無駄」「非効率」と判断してガンガン削っていて、
その分の時間をリーダー養成に力を注いで「創造的破壊」「過去との決別」「破壊的イノベーション」を起こす為に使っていることに、日本人は気付いていません。
まともな指導者を育成できないから最近の日本経済は低迷しているのです。

こんなんではサッカーでも韓国・中国に並ばれ、抜かされて、80年代の弱小国に戻るのは時間の問題です