>>230
過去の成功体験と前例主義にとらわれた組織は、遅かれ早かれ衰退する運命にあります。


 よくあるのは、カリスマ創業者によって隆盛を極めた企業が時代遅れの上層部と
取り巻きのイエスマンによって時代に取り残されて失墜してしまうパターンです
中国や韓国など新興メーカーに顧客を奪われ、優秀な人材は流出し、売上とシェアが低下して業績不振に――
近年では液晶、半導体、携帯電話など、日本の製造業が諸外国にシェアを奪われています。

日本サッカー界も急速に落ちているのも例外ではないだろう
JFA田嶋幸三会長の取り巻きはイエスマンしかいないということは簡単に想像がつく

それでも現場で働く若手中堅選手は、会社を変えようと動いています
ときには理解のない経営陣や組織の壁に対峙(たいじ)することになります。

閉塞(へいそく)感のある現状を変えるにはどうすればいいのでしょうか。

実は、プロレス業界も似たような辛く厳しい時代を乗り越えた経験があります
2004年ごろからプロレス人気が衰退した裏にもカリスマ創業者による介入、
不明瞭な経営体制、主力選手やスタッフの流出などがあります
そして過去の成功体験から脱却できず、総合格闘技にファンを奪われて暗黒期に突入したのです。

人気が低迷した「暗黒期」を乗り越えてV字回復を達成したプロレス業界に学べることは多くあるのではないか――

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/29/news025.html