「海外組」となれば、マスメディアやスポンサーがチヤホヤしてくれる。しかし、実際は「なんちゃって海外組」ばかり。
まともに海外のクラブのエース的な存在になっている選手は少ない。
中島や久保や堂安がまさにそれ。
言葉悪いけど日本代表がどんどんただのチビの集まりになっている。チビを武器にしたポゼッションサッカー、アジリティーなんて通用するのは最初だけ。フィジカル軽視の指導者が一番責任がある。

コロンビア戦を見て特に思ったのが、久保も堂安もチヤホヤされているだけで実際には単独で突破する力がない。
常に「誰かを頼って突破したい」が見え見えだった。

スポンサー絡みの代表育成のための海外移籍ブームが続き、若いうちにどんどん海外組になりたがるが、欧州のテキトーなクラブに行って海外の空気吸うだけでは強くなれない。

マスメディアが「海外組ブランド」を好むからと言って「日本代表になるにはテキトーな海外のクラブに行けばいい」なんて風潮を作っていはいけない。

「なんちゃって海外組」の先輩たち、柳沢敦も小笠原満男もイタリアじゃ何一つ通用せず、まったく試合に出してもらえなかった。でも日本ではチヤホヤされていた。その結果が2006年の惨敗。

協会は五輪であの時と同じ轍を踏んだらダメだ。いくら海外組でもコンディション不良なら落選させないといけない。たとえ大量のスポンサーがべったりくっついている久保でも堂安でも。