内田篤人は、いわゆる「解説者」じゃない。欧州組のプレーについて語るときも、放送席や記者席から見た“上から目線”ではなく、選手たちと同じ“ピッチ目線”で捉える。
「上から見れば、サッカーは分かりやすくて、もっと説明しやすいと思います。でも、実際の選手たちに見えているものとは、違いますから。『ここにスペースがあるぞ』とか、簡単に言われるけど、
敵に体を寄せられている選手は、たった1秒の間にそのスペースを見つけないといけない。視界に入っているのは敵だけって状況も、頻繁にあるんです。
そこのところ、メディアの皆さんも気をつけてください(笑)。そんなピッチ上の視点からでも、瞬時にスペースや敵と味方の動きを把握してプレーできるのが、良い選手だと思います。
https://number.bunshun.jp/articles/-/845437?page=2