**転送元のメール**
あれは1999年の冬、12月の出来事です。私には今年結婚したばかりの亭主がいます。亭主
の名前はAさん。私は彼を心から愛し、誰よりも彼のことを理解していました。彼も私の
すべてを理解してくれていて、愛し合ってました。幸せとはまさにその事なのだろうと思
うほど私は幸せでした。
しかしそんな幸せが突然消えていきます…。あの日は寒い12月のこと、私はその日体調を
崩し朝から寝込んでいました。彼は私を安じ仕事を休み看病してくれていました。お昼に
なり体調も回復して来たので昼食にすることにしました。彼は「何が食べたい?」と聞い
てくれたので私は「貴方の作ったオムライスが食べたい」と言いました。彼は「いいよ。
あっ!卵切らしてるみたいから買ってくるね。すぐ帰ってくるよ」と。
しかし、それから1時間待っても2時間待っても彼は帰ってきません。ついには5時間が
過ぎようとしたその時、電話がかかってきました。相手は警察の方…。「ご主人の事で大
事なお話が…署に来られますか?」私は嫌な予感がしました。「はい」と答え、私は警察
署に行きました…。
署で警察の方は深刻な表情を浮かべてます。「主人がどうかしたんですか?」と聞くと、
警察の方は「…ご主人は亡くなられました」と…。「えっ!」私は何がなんだか分からな
くなり「嘘ですよね?嘘と言ってください…。」私は泣き叫び、生きる希望を無くした気
がしました。死因は通り魔による[焼死]だそうです…。彼は、生きたままガソリンを掛
けられ燃やされたそうです…。「さっきまで…、ついさっきまで私の側にいてくれたのに
…私がオムライスなんて食べたいって言うから…。」私は自分を攻め、同時に犯人への激
しい怒りが沸き、出来る事なら私があの人を殺した犯人を見付けて殺してやりたくなりま
した。しかし彼はそんなこと絶対望んでないと思い、警察の方が犯人を捕まえ法律で裁い
て欲しいと思い直しました。