NHK「埼玉では日本人と朝鮮人の子供をキムチ作りで交流させています」

NHK 2017年12月10日

埼玉県日高市で9日、地元の小学生と韓国学校の子どもたちがキムチ作りを通して交流を深めました。

日高市は奈良時代に朝鮮半島から渡来した人たちが多く移り住み、その歴史にちなんで、
地元では韓国とのさまざまな交流活動が行われています。その一環で、
9日、地元の小学生と東京の韓国学校に通う子どもたちがキムチ作りを通して交流を深めました。

子どもたちはまず、市内の畑で韓国が原産の白菜を収穫したあと公民館に場所を移し、
韓国人女性の指導を受けながら塩漬けした白菜の葉と葉の間に調味料などを挟み込んでいました。
会場では先に作業を終えた韓国学校の子どもが日本の小学生を手伝うなど交流を深めていました。

韓国学校の男の子は「日高市の小学生と一緒にキムチ作りができて面白かったです。
今後も交流を続けたいです」と話していました。日高市の小学6年生の女の子は「ふだん韓国の
子どもと話す機会がないのでいい経験になったし、韓国のことに興味を持ちました」と話していました。