乳児を16時間放置、死亡させた疑い 母親を逮捕
2020年7月24日 17時09分

東京都台東区の自宅マンションに生後約3カ月の女児を約16時間にわたり放置したとして、警視庁浅草署は24日、母親の職業不詳、坂元愛容疑者(30)を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。
23日午前に仕事から戻った坂元容疑者が女児に意識がないことに気づき119番し、病院に搬送されたが同日午前11時15分ごろ、死亡が確認された。

逮捕容疑は22〜23日、台東区日本堤1のマンションの一室に女児を一人きりで放置し、必要な保護をしなかったとしている。容疑を認めているという。

浅草署などによると、母子は2人暮らしとみられる。坂元容疑者は女児を置いて22日午後5〜6時ごろに仕事に出て、23日午前9時半ごろ帰宅した。女児に意識がないことに気付き、午前10時10分ごろに119番した。
女児に目立った外傷はなかった。坂元容疑者は「母乳は与えていた」と供述しているという。同署は25日に司法解剖し、死因を調べる。

https://mainichi.jp/articles/20200724/k00/00m/040/137000c