>>938
そういう男ばかりではない。

つまり、「恐怖」から防衛行動に走る結果、奢りという行動につながる男が世の中にはいるのだ。
恐怖とは何かと言うと、つまり自己承認の危機だ。

彼らは、「ひとが自分をほめてくれた経験」というものが不足しているから、
カネ(ではない場合もあるが)という定量的な指標に、自己の価値を見出して、
羽振りのいいところを見せようとする。

本人の中で「気持ちよく奢りを受け入れない」=「自分の価値を否定(=侮辱)」が成立しちゃってるから、
「ありがとう、ごちそうになります」以外の結論を受け入れることができないのさ。
高所恐怖症の人間が、絶叫マシンに乗ろうとしないのと同じだ。